ホテルの歴史
ホテルマジェスティックサイゴンは、ホーチミン市の中心地のサイゴン川とドンコイ通りに面して建っている。
開業はフランス植民地時代の1925年、1880年創業のコンチネンタル、1927年創業のレックスなどと並ぶホーチミン市を代表する伝統ある高級ホテルである。
第二次世界大戦中の日仏の共同統治の頃は、フランス植民地政府から日本政府に貸し出され「日本ホテル」と改名され進駐した日本軍や政府関係者の宿舎となったという歴史ももつ。
林芙美子の小説「浮雲」で登場する仏印の時代のころです。
1955~75年のベトナム戦争の際には、産経新聞特派員の近藤紘一や朝日新聞の特派員として作家の開高健なども宿泊しており、本館の103号室は開高健ルームとなっている。
終戦の月には、6階のレストランが北ベトナム軍のロケット砲の直撃を受けて一部が破壊され死亡者も出た。
宿泊した部屋
泊まった部屋は、クラシックウイング(本館)の205号室(3階)
広い室内、特筆の天井高
この空間にエアコンだけは無粋だけどしょうがないね~
水回りも十分な広さ
玄関周りも広く、十分な収納スペース
あんまり使わないけどドレッサー、クラシックでライティングも味がある
ベッドボードの上にはベトナム風のアートも
バルコニーからはサイゴン川が
朝はこんな感じです
ウェルカムフルーツ
部屋に合わせたクラシック調の電話
外が騒がしいのでしっかりとした2重窓(ガラス3枚)、時代に合わせた改修もされているようです、断熱にも効果的です
見たことないようなクラシカルな形状の洗面台
アメニティは普通にしっかりしてます
ホテル内
ロビー、天井が高く開放感があり、ゴージャスな雰囲気
時代を感じるシャンデリアと天井のステンドグラス
エレベーターホールもきらびやか
天井高を活かしたアーチ形状を使い、優しさを感じる通路、絨毯もふかふか
中庭空間にある落ち着いた雰囲気のプール
贅沢な螺旋階段、時代を感じます
下には小さめのグランドピアノが鎮座
通路の一角にあるソファースペース、空間の使い方が贅沢
壁にはホテルの歴史を語る古い写真がかかっている
食事
朝食ビュッフェの会場は本館5階ブリーズ スカイバー、一般的なビュッフェメニューの他に別途フォー2種類、オムレツ、ミニバインミーなどを作ってくれます。
テラス席
屋内側の席
フォー
夕方からは8階のM BARで生演奏を聴きながらのサイゴン川の夜景なども楽しめます
コメント