1200年以上毎年開催!!東大寺のお水取り(修二会)の「お松明」に行ってきた。

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3月になるとよくテレビのニュースで見かける例のアレです。一度行ってみたいと思っていたので思い切っていってきました。
新型コロナの関係で今年は3/11,12の土日の見学は難しいようですので平日の昼から行きました。
火の粉を被ると無病息災とか御利益もあるらしいです。

まずは近鉄奈良駅周辺で腹ごしらえ

3時半ごろ近鉄奈良駅についてので、夕方から夜の行事に備えまずは腹ごしらえです。
何食べようか迷いましたが、奈良っぽくて値段も手ごろな「天理スタミナラーメン(天スタ)」にしました。
定番のスタミナラーメン(並)850円をいただきました。白菜など野菜が多くてとてもおいしいんですが、ニラとかのにおい大丈夫か少し不安になりました。

鹿せんべい買って鹿と戯れる

奈良に来たら鹿と戯れてみたいですよね。
楽しく戯れるためには、200円で鹿せんべいを買ってみましょう。奈良の鹿愛護会の活動費などにもなっているそうです。

鹿せんべいで鹿との戯れを満喫するには少しコツがあるようです。
①鹿せんべいを買ったらポケットやカバンなどに入れてすぐに鹿から隠す。(持ってるとわかるとどんどん寄ってきます)
②せんべいを束ねてる紙は事前にほどいておく。(鹿の前でほどいてると襲われそうな勢いで早くくれと寄ってきます)③まず、2枚ほどで要領をつかむ。(せんべいやりながら撮影したりする方法を確認する)
④たくさん鹿が寄ってきそうなところは避ける(くれると思うとどんどん集まってきます)
⑤3回ほどに分け、やる分だけを取り出しあげる。他のが寄ってきたら立ち去る。しつこいのには、ないよゼスチャーに手の平でパーを出してあきらめてもらう。
心の準備が整ったら鹿たちと戯れましょう。
200円にしてはなかなか面白い体験です。
奈良の鹿も野生動物です。この距離の近さは公園の鳩以上の近さで貴重です。
でも、じらしすぎると噛まれたり、ポケットに入ってるとわかるとポケットを食いちぎられたりすることもあるようです。注意しましょう。

東大寺二月堂に到着・周辺の様子

現地についたら、周辺や二月堂を見学しましょう。何人かで行ったときは、並んで順番をとりながら交代で見学するといいかもしれません。
16:15頃並びましたが、すでに100名ほど並んでました。
二月堂のすぐ下の柵で囲まれた芝生エリアに入場しないのであれば、列に並ぶ必要はありません。周辺の広場で見学が可能です。

「お水取り」の名のもとになっている水を汲む井戸のある「閼伽井屋(あかいや)」も二月堂の奥にありますので是非見学してみましょう。
夕暮れ時の二月堂からの奈良の風景も雰囲気があってとてもいい感じです。平安時代からの悠久の時を感じられます。

足元の階段にも文様が彫られたりしていて、とても趣を感じます。ある模様の踏み石を踏むといいことあるそうです。

行事まで

17:00頃に柵の中の芝生エリアに入場です。中に一度入ってもトイレや二月堂の見学など一時退場・再入場できます。
3段になったエリアとその下のお堂の周辺の芝生エリアのどこかに陣取りましょう。
最上段は火の粉を十分浴びれるかぶりつき席です。
二段目は臨場感と撮影どちらもバランスがよさそうな場所。
三段目は常連さんの撮影隊が陣取ってました。
三脚、一脚などは使えないのですが、お堂の周りの竹の柵を利用して撮影機材を固定している方もいらっしゃいました。

一応持って行っていた小さめのレジャーシートをひいて座って待ちます。無い人は観光用のパンフレットを敷いてみた入りして工夫されてました。今回は晴れだったので大丈夫でしたが、雨上がりなどで芝生が湿っていると何かしかないとどうしようもないような気がします。
普通に枯れ気味の芝生なので、芝の枯れ葉や土で汚れると困るような服は避けましょう。セーターにびっしり枯れ葉がついて必死でとってる人もいました。
10分前位になると一通りの説明がされます。下の広場の方も人でいっぱいになっています。
時間になると照明が消され「お松明」のスタートです。10本あるそうですので撮影含め落ち着いて見学できます。

19時、お松明開始

建物の角に近いほうが火の粉がたくさん降ってくる感じです。
火の粉の加減は風向きに寄るそうですが、今回の二段目は全く危険はありませんでしたし、程よく灰が降ってくる程度でした。角に陣取っていたところには大型の燃えかけの塊がドスンと落ちてきていました。その辺はよく注意しないと危険です。
20分程で「お松明」は終了です。長すぎず、短すぎず、ちょうどいい感じの長さです。撮影も肉眼での見学や体験も十分堪能できます。

お松明後、二月堂見学

終わったら、下の方の方から順番に柵の外に退場です。
退場後、二月堂では引き続きお坊さんが法要をしているので、お堂の外側からぐるりと回って見学できます。
これも1200年続いてきた悠久の時間の流れを感じます。ゆっくり余韻に浸りながら見学しましょう。
終わったら8時過ぎくらいです。結構早めに終わるので、そのまま名古屋に帰る人もいましたが、大人はゆっくり京都にでも泊まっていくのが良いでしょう。
私は大阪なので余裕で帰れました。
鞍馬の火祭の時は、終電との戦いではらはらしましたが、今回は余裕です。

参考

東大寺公式

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