202305 葵祭:4年ぶりの開催!!

散歩

ウィズコロナになって、外国人観光客の数は今後増加する一方だと思います。京都なんてとんでもないことになりそうです。
まだ今はそれに比べると人が少なくて見やすい気がするので4年ぶりに開催の葵祭に行ってきました。
「葵祭」は、京都三大祭の一つです。
通常では5月15日の開催ですが、空模様の影響で順延になり16日の開催です。

・京都三大祭:5月15日に開催の「葵祭:路頭の儀」、7月に開催の「祇園祭」、10月22日に開催の「時代祭」
・京都三大奇祭:4月第2日曜日開催の「今宮やすらい祭」、10月22日開催の「鞍馬の火祭」、10月開催の「太秦の牛祭」。牛祭は最近開催されていない。

見学場所

下鴨神社 糺の森:10時30分頃~
1時間以上前に現地に到着しました。下鴨神社の辺りは有料観覧席を除くと行列をすぐ横で見られるところはほぼなくて、糺の森に流れている小川をはさんでの観覧になります。5mほど離れるので臨場感は薄まりますが、今日のような晴天で暑い日は木陰でゆっくり見られるのでありがたいです。
レジャーシートをもっていっていたので、とりあえず場所取りをしました。長い間待つので座って待てるのはありがたいです。
そのあと、周辺がどんな様子なのか付近の散策や、ちょっと離れたコンビニで小腹を満たすためのおやつなどを買っていただきながら過ごしました。
場所取りのために少し早めに行けば、木陰で座って見られるので、年配の方でも疲れなくていいような気がします。私の隣には70代以上のご婦人2人組が同じようにレジャーシートに座って観覧されてました。
もっと近くで見たい方は、京都御苑の方や沿道の方をお勧めします。天気の際は熱中症対策を怠りなくご準備してください。
午後からの下鴨神社から上賀茂神社へ向かうルートも、少し郊外を練り歩くのでのんびりしていてよさそうな気もします。

葵祭の内容

約1500年前に行われた、五穀豊穣を祈る祭事が起源だそうです。さすが京都!
『賀茂旧記』によると葵祭の起源は、神託により葵を飾り、馬を走らせ、神迎えの祭りを行ったことに始まるとされるとのこと。約1500年前、天候不順で五穀が実らなかったため、勅命で占わせたところ賀茂大神の祟りであるとわかり、祭礼を行い、かけくらべをしたそうです。すると風雨がおさまり、五穀も豊かに実った。この行事が葵祭のルーツとされているようです。819年には、律令制度で最も重要な恒例祭祀に準じて行う国家的な行事となった。

平安中期からすでに「祭り」と言えば葵祭をさすほどで、「枕草子」や「源氏物語」といった文学作品にも登場。
もともとは「賀茂祭」と呼ばれていたが、江戸時代に、御簾や牛車などに二葉葵を飾ることから葵祭と呼ばれるようになったようです。平安時代以降、応仁の乱後の約200年、明治4~16年、昭和18~27年と、3度の中断や行列の中止があったそうですが、復活を遂げ、現代まで王朝風俗の伝統を受け継いでいます。
コロナ禍で行列は3年間中止となりましたが、その間も重要な祭祀は継続されていました。晴れて行列も再開されてよかったです。そういう意味ではコロナって戦争や大きな政変に準じるようなインパクトがあったんですね~。

斎王代がおよよに乗って登場。

藤の花をあしらった牛車

感想

行列の通過には40分ほどかかりました。木陰で涼しいのはとてもよかったけど、もっと近くでも見てみたいので来年は、上賀茂神社の境内の方に行ってみたいと思います。
神社の一の鳥居のところで馬や輿にのってる人もおりて歩いて参拝されるそうです。斎王代の歩き姿なんかもいいと思います。
12時半から参道拝観席のチケットが販売されるそうです。行列の到着は15時半らしいのでその間の時間つぶしはどうしたらいいのでしょうかね?
全部の行列が通過するのに2時間くらいかかるらしいですけど。
来年天気よさそうなら考えようっと。

その他:この日の散策

満月本店:阿舎利餅

下鴨神社の近くに阿舎利餅で有名な満月の本店があるようなので寄ってみました。

いろいろありますが、阿舎利餅をバラで6個買いました。846円

京都大学のカフェテリアルネでケバブプレート等

お昼を食べてなかったので、京大のカフェテリアによってお昼をいただきました。
何にしようか迷いましたが、珍しいものが食べたかったので「ケバブプレート:484円」なるものをメインにしました。そのほかに「出汁巻き玉子:77円」と「大学イモ:99円」。合計660円、安い!!さすが学食。

いい天気でした。

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