タイに来て２日目の夜に寝台列車で首都バンコクから約700キロ離れた北部のチェンマイに移動します。
飛行機もそんなに高くはありませんが、宿泊も兼ねて寝台列車に乗ってみることにしました。日本では観光用しか寝台列車って無くなったような気がしますが、タイではまだまだ現役のようです。寝台列車ってなんだか旅情を掻き立てられるような気がしていいですね。宿泊と移動が同時にできて激安ですし（821バーツ：約3,300円）。
二等寝台しか空いてませんでしたが、一等寝台でもそれほど高くないのでどちらでもいいと思います。一等寝台は欧米系の旅行者が多かった気がします。二等寝台はいろんな国の旅行者や地元の方が混ざってる感じでした。
チケットの手配
事前に予約したかったので調べていたら、SRT公式サイト（D-ticket）でオンライン予約できるようだったので日本で予約して、確かサイト内でPDFダウンロードできたのでそれを一応プリントアウトして持っていきました。念のため駅で窓口の人にこれを切符に交換する必要がないか確認したら、これが切符になるから何もしなくていいって言ってくれたので安心して待ってました。
アプリ版もあるようですが、WEB版を使いました。サイトの反応速度がいまいちですが何とかなりました。
英語版を選択してアカウントの登録をし、
路線：Northern line（駅を選ぶ欄の上の帯に、ALLとかNorthern lineなどがある）
Origin：Krung Thep Aphiwat（クルンテープ・アピワット）
Destination：Chiang Mai（チェンマイ）
と日程や人数を選択すると選択可能な路線が出てきます。
下記のサイトも参考にしながら予約しました。
タイ国鉄列車オンライン予約システムD-Ticketで切符の予約をしました。
クルンテープ・アピワット中央駅（バンスー中央駅）：Krung Thep Aphiwat Central Terminal Station (Bang Sue Grand Station)
バンコクの新たな交通の要となるクルンテープ・アピワット中央駅（バンスー中央駅）が始発駅となっています。昔はフアラポーン駅が始発だったようですが、こちらに移転しています。すごく大きくて立派な駅です。ドンムアン空港からSRTダークレッドラインやMRTブルーラインが乗り入れています。
とにかく大きいので少し余裕をもっていかないと広すぎてどこだか迷いそうです。
明日の朝までの飲み物や食べ物をこのあたりで入手しておきました。（列車の中でも色々売りに来てくれたり、食堂車などもありますが、何が食べれるのかわからないので・・・）
普通に列車に乗る感じかと思っていたら、飛行機のように出発前20分くらい前から搭乗手続き的なものがあり列に並びます。そこで切符の確認をしてもらい始めてプラットフォームに入場できます。間違えることがなくていいかもしれませんね。
この時は知りませんでしたが、駅にシャワーブースがあるそうです。うろうろして汗かいていてので知っていたら使ったかも。
Krung Thep Aphiwat駅のシャワーについて詳しく書かれてるページ（英語）
寝台列車の様子
なんだか味のある列車です。
普通の席、リクライニング不可能。
ちょっといい普通の席、リクライニングできる。
食堂車。
調べてみると日本にもまだ観光用に食堂車ってあるんですね。いつか利用してみたいです。
参考）タイ国鉄寝台特急の食堂車メニュー＆二等寝台車内レポート【タイ子連れ旅25】
二等寝台。十分清潔です。
電源もあります。一人１個。上段の人は長いケーブルを持ってないと自分の寝台までは届きません。
車内の様子
二等寝台の窓のある下段をとりました。ほんの少し高いけど窓があるほうが断然楽しいです。
乗る前に調達したサンドイッチで腹ごしらえしました。ちょっと食べかけですいません。食堂車もついてるのでそこで食べてもいいですし、時々弁当や飲み物やお菓子などを売りに来てくれるのでそれを買ってもいけそうです。
翌朝、車窓からの風景がいい感じです。寝台列車ならではの味わいです。
朝ご飯には乗車前に買っておいたタロイモサンドパンをいただきました。売り子さんにこれ何って聞いたら、インサイド、タローって言ってたのできっとタロイモだろうと思って買いました。Google翻訳で貼ってあるシール翻訳したら「タロイモ」って出てきたのであってました。あんぱんみたいな感じで普通にいけます。
朝になると乗務員の方がベッドを片付けに来ます。指示にしたがい近くで少し待ってると普通の席に戻してくれます。
ちなみに一等寝台はこんな感じらしいです。
タイの寝台列車【車内設備や盗難対策】を紹介★１等車編 バンコク⇔チェンマイ
チェンマイ駅到着
朝、８時半ごろチェンマイ駅に無事到着です。ぐっすりというほどでもないですが、十分寝れました。
日本では難しくなってきた寝台列車の旅を満喫できました。
まずは駅から旧市街にあるホテルに向かいたいと思います。
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