202306 タイ旅⑧スコータイ丸一日観光:城壁外西側・城壁内・城壁外北側の主だった遺跡巡り

散歩

朝御飯

朝ご飯は外に出ると時間がかかって面倒なので、朝食付きにしました。
ボリュームがあるのでお腹いっぱいです。

スコータイ遺跡までの道すがら

今回もレンタルサイクル借りました。激安ボロ自転車は30バーツのようですが、今回ホテルから歴史公園の途中にあったCastrol Bike Point (Bike Rentals)で借りたのは少しマシな50バーツのOfoのタイ撤退に伴うお下がりの黄色い自転車です。
レンタル用なので丈夫にできていていい感じです。多分エアレスのパンレスタイヤで、やや重いけど道が悪くてもパンクの心配もなく安心です。何よりグリップのゴムのべたつきがほぼありません。(返すときには店が閉まってたので、店先に置いておきました。特にデポジットなどもなかったですし。)
遺跡まで道がこのあたりの幹線道路なので、いろんな物を売ってる店が道路脇にあります。
こちらはバナナとココナッツ。バナナって取れるとこでも青い状態で収穫するんですね。熟してからとるのかと思ってました。

地元の人用の市場もあるので寄ってみたりしました。Tra-Phang-Thang Market

結構広い。生鮮食品から乾物、日用雑貨までなんでも売っている。まさに地元のマーケット。

歴史公園の中心エリアは後にして、まずは西のエリアを目指します。

城壁外西側:ワット・サパーン・ヒン

しばらく行って堀を過ぎたところで左折すると、西エリアの料金支払い所があってそこで、100バーツと自転車乗り込み代10パーツを払いました。
さらに少し行くとワット・サパーン・ヒンの入口があります。この丘を上がらないといけないので朝一番の方が暑さがマシでいいかなと思いここにはじめに来ました。丘の上から全体を俯瞰できるとなおいいですが・・・。

ありがたい仏様の立像と足元に座像があります。

全体俯瞰できますが、高さが足りずわかりにくい。

スコータイ歴史公園:城壁内

東に戻って、メインの中心エリアに入場します。ここも110バーツ。

王宮寺院 ワット・マハタート

スコータイ歴史公園内で最大の遺跡。マハタートは巨大な仏塔を意味し、初代の王が、王朝の誕生と同時に建立したとされる。後のスコータイ王たちによって何度も増築され、現在の大きさに。増改築の期間は1292年から1347年までの約50年間と碑文に記されているそうです。

中央の仏塔の両脇には高さ9mの巨大な仏像が。仏像は化粧漆喰という独自の手法で制作され、右手を軽く上げているのは、人々の罪を許すポーズだそうです。ありがたい。こちらは向かって左手の仏像。他の写真と比べると白くなってるので、漆喰の修復を時々されているんでしょう。

微妙にお顔しか映ってませんが、仏塔の両側に先ほどの立像があります。

仏塔の奥には座った仏像があります。
昔は木造の屋根がかかっていたそうです。その名残の石柱です。

英語での説明書きや今どこにいるかわかる地図なんかもあります。

ワット・シーサワーイ

壁に囲まれた寺院に三つのクメール様式の塔と、二つの礼拝堂があるアンコール遺跡の様な外観が特徴。
スコータイの中でも、最も古い遺跡の一つで、スコータイ王朝誕生前の12世紀の終わりから、13世紀の始めにかけて建立されたそうです。
初期は、クメール王朝によりヒンドゥー教の最高神である「シヴァ」を崇める寺院として建立。
後にスコータイ王朝時代になり仏教様式の寺院に改装。
しばらく忘れ去られていたが、19世紀の初めに発見された。
この遺跡の最も大きな特徴は、コーン状の先端をした高い塔です。確かにアンコールワットで見た形とよく似ています。クメール王朝が支配していた時代の名残だそうです。

ワット・トラパングン

名前の由来は「銀の池」。

池の中心に浮かぶ本堂と、池のほとりの西側で部分で構成されています。本堂には土台と柱が残るのみです。西側には仏像や、仏塔、遊行仏が残っていました。

のどかで静かなところにあっていい感じです。

ワット・スラシー

池の中央に浮かぶ小島にあり神秘的な感じがします。季節によっては池に蓮の花がきれいだそうです。
スコータイで最も美しい遺跡の一つとして知られ、夕焼け時には仏塔と仏像が池に映る神秘的な景観となるそうです。今回はお昼だったので残念でした・・・。

橋の向こうに仏像が。

女性らしい体つきの遊行仏

ラムカムヘン大王記念碑

スコータイ史で最も偉大な「ラムカムヘン大王」を奉る記念碑。(1975年制作)
右手に経典を持ち、それを国民に諭す、左側には、彼の生涯や民の暮らしぶりが記した碑文のレプリカが飾られています。

「ラムカムヘン大王」は、6人いたスコータイ歴代の王の中で最も功績を残した人物として知られ、一番の功績はタイ文字を生み出した事だそうです。
外なので靴脱ぐタイミングわかりませんでした。後から現地の人が来て靴脱いでたので、失礼しましたって感じになりました。

池の向こうに鎮座されています。

この辺で靴脱ぐタイミングでした。滑ってこけたらいけないので人工芝ひいてくれてるのかと勘違いしました。

両横にレリーフなんかもあります。象とか牛とか馬とか。

お昼ご飯::スコータイヌードル

スコータイ歴史公園入口付近の「Maeboonmee」さんでお昼ご飯にしました。

スコータイ名物という「スコータイヌードル」にしました。
あっさりしていて食べやすいです。

ライチのシェイクだったような気がします。
花まで飾ってくれています。

ラームカムヘーン国立博物館

暑い時間帯は、建物の中で見学できるところの方がいいですね。
スコータイ全景模型。

発掘された貴重な文化財。

信仰心の深さがうかがえます。

お茶:カフェ タマダー

まだ暑いのとちょっと小雨も降ってたので、ゆっくりお茶にしました。

まーまーな価格しますが、美味しいです。
観光客向け用の欧米系カフェですね。おしゃねなお土産なども販売されていました。

ターパーデーン堂

ターパーデーン堂は、クメール帝国時代の12世紀ごろに建設されたといわれるヒンドゥー教の小さな祠。
スコータイ王朝時代の建造物はレンガ造りだが、これは赤土の土壌から切り出したラテライトで造られている。アンコールワットにも砂岩とともに主な建材として使われているそうです。ここで発掘されたものも当然ですがクメーールっぽい優雅でやわらかなラインとかが美しいですね。

城壁外北側

このエリアも入場料100バーツ+乗り物乗り入れ10バーツです。

ワット シーチュム

スコータイの代表的な仏像としてもよく登場するのがこちらです。
ラムカムヘン王の時代に建立され、スコータイ最大といわれる仏坐像が見どころ。
高さ約15mの巨大さですが、下から仰ぎ見る参拝の人と視線が合うようになっています。なんだか優しく見守られているようでありがたいです。

遠くからでも、お顔が見えています。
ちなみに、鎌倉大仏は像高約11.3m(台座を含めると13.4m)。奈良の大仏は像高約15mだそうです(台座を含めると約18m)。
大きさで比べるものでもありませんので、あくまでちなみに・・・。

ドーン!!目の前に来ると、大迫力です。
傍まで近づけるからか、周りの壁などの効果なのか、感覚としては奈良の大仏さんより大きく感じました。(あくまで個人の感想)

ワット・プラパーイ・ルアン

ワット・マハタートに次ぐ重要な位置づけの遺跡群だそうです。時代も古く12世紀末まで遡るものも。
アンコールワットで有名なクメール様式のとうもろこし状の形の仏塔が点在しています。
遺跡感あふれる状態で、仏像や仏塔の表面などは倒壊しているものも多いです。

番外編:城壁外東部

ワット・チャーン・ローム:ホテルの裏の遺跡

ワット・チャーンロームは訳すと「ゾウが囲む寺」。
タイでは縁起のよい動物である象38?39?体で祀られているそうです。正方形の土台の上に建つ丸いスリランカ方式の仏塔が印象的です。
正直言うとホテルの裏にあったので、ついでに除いた感じでしたが、まあまあ重要な遺跡だそうです。
他の遺跡から少し離れてるので、ほとんど人はいませんし、無料です。

晩御飯:クルア ロムフォン

昨晩はホテルで食べたので、別のところにしました。
こちらも雰囲気の良い店でした。平日なのでガラガラすぎて、店の人が暇で奥にいるので、何か頼むために呼ぶたびに苦労しましたが、親切で感じはよかったです。

ポークのバジル&チリ炒めとライスのセット:70バーツ約300円

エビフライ:120バーツ約500円

自家製ココナッツアイス:20バーツ約80円。安っ。
さっぱり目でおいしいかったです。

合計で220バーツ約900円、やっぱりホテルよりもだいぶ安いですね。

明日は朝の便でバンコクに戻ります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました