202312 香港・マカオ旅②香港島散策(史跡、アート、リノベスポット、バスツアー等)

散歩

朝ご飯:嘉潤粥店

香港で初めての朝ご飯は、ホテル近くのローカルな粥店にしてみました。
皮蛋痩肉粥(ピータンと豚肉のお粥)と鶏蛋腸粉(卵焼き入りの腸粉)をいただきました。
ピータンってほとんど食べたことがなかったので不安でしたが大丈夫でした。
※ピータン:塩や草木灰、水、土を混ぜた泥でアヒルの卵を包み、発酵させた食品です。いまは鶏卵で作ることが多い。

メニューを事前にGoogleMapの写真を参考に決めておきました。
正直な話、初見では全く分からないと思います。
皮蛋⇒ピータン
痩肉⇒赤身の豚肉?

皮蛋痩肉粥(ピータンと豚肉のお粥)
ピータンと豚肉が下に沈んでます。
塩味とかもついてない。テーブルにある調味料で自分の好みの味付けをして食べるので、いい感じに食べられる。

鶏蛋腸粉(卵焼き入りの腸粉)。
ちょっとあっさりしすぎてたので、具は肉系の方がよかったかな~。

香港島の歴史散策

香港政府観光局のサイトにあったガイドブック「オールド・タウン・セントラル街歩きガイド」をベースに香港島の歴史・アートなどの散策です。

水坑口街 (Possession Street)

英国軍が香港に上陸した場所だそうです。昔からの香港人は広東語で「水坑口街」と呼んでいたそうですが、英国統治の影響で英語名が定着。
この辺りは、英国の上陸以降新しく生まれ変わり、今ではおしゃれなレストランやブティックと並んで歴史ある商店も軒を連ね、往時の香港の雰囲気を味わうこともできる。
昔は水辺だったのでしょうが埋め立てなどの開発で現在はかなり内陸にあります。

太平山街:広福義祠

1856年建立。移民にとってのお寺、病人を受け入れるシェルターなど様々な役割を担ってきたそうです。現在でも付近に点在する寺院に参拝する人々は絶えず、幸運や金運等様々な願いをもってお参りする人々が来ているそうです。

香港醫學博物館

入館料20HK$。香港の医学発展の歴史的なものがお勉強できます。一応入ってみましたが、お好みで結構なレベルかと思います。
東洋と西洋医学の比較展示を行った世界初の博物館でもあるそうです。そういえばツボ人間像とかもあったような気もします。

研究室的な部屋

人だけでなく動物も扱っていたようです。

文武廟

文武廟は文神(文昌帝)と武神(関聖帝)を祀っているそうです。
1847年製の銅鍾や1862年製の椅子かご、さらには木製の彫り物や壁画で飾られた花崗岩製の柱や扉の枠を見学できます。
渦巻線香がたくさんつるしてあります。金色の鹿もいます。金箔をはっていろいろお願いするそうです。

でっかい巻線香!

百子里公園

中国の革命の父である孫文は、中環や上環で多くの年月を過ごしたそうです。孫文らがが使った道は公園の入り口として当時のまま保存されている。
孫文って中国国民党を作った人だから中国共産党からすると敵なのかと勘違いしていて、この公園大丈夫なのかなと思いましたが、調べてみると中国共産党としても清の帝政を終わらせた革命の父としてその意思を引き継いでいるって立場だそうなので全然大丈夫だそうです。この公園も安泰です。

ストリート・アート

Hollywood Road周辺のストリートアートなど。

大館

以前、香港の法治制度の中心であったエリアをリノベした最新スポットです。
敷地内には、かつての中区警察署や中央治安裁判所、ビクトリア刑務所など16の歴史的建造物があります。
大館とは広東語で「大きな駅」という意味で、セントラル警察署建築群のニックネームだそうです。
古いものと新しいものが融合していて建物自体に結構な見ごたえがあります。もともとは3つの施設だったのを引っ付けたからか、ちょっと迷路的な要素もあって面白いです。

この時期はどこに行ってもでっかいクリスマスツリーがありますね。日本と同じでほとんど宗教的な意味はなく単なる楽しいイベントです。

全体模型

法廷

刑務所

ベトナムの革命家ホーチミンさんも一時収容されていたそうです。ホーチミンズビューなる場所もありました。歴史を感じます。

おしゃれカフェで休憩

大館當代美術館にあるおしゃれなカフェ。建物自体は展示の準備中か何かで基本入れないようでしたが、カフェは営業しているので入口の人にそんな感じって伝えたら中に入れてくれました。おしゃれ香港女子の撮影スポットなのでしょう。店員さんも感じいいです。

普通においしいカフェラテ

建物内のぐるぐる渦巻階段。半分はこれをとってみたくて入ったようなもの。

途中でワンタンメンをいただく

さっき休憩したばかりですが、1時になったのでお昼ご飯を探します。
手頃な粥麺店があったのでそこにしました。(羅富記粥麵専家
海老ワンタンメン、とっても美味しかったです。写真は麺だけになってますが、海老ワンタンが下に沈んでます。この作り方も中国風?朝のお粥も具が下に沈んでました。っていうか具を入れてから麺やお粥を入れるって順番になっているのでしょう。盛り付けの美しさより味勝負です。

麺だけに見えますが、美味しい海老ワンタンが下にあります。

香港金融管理局の貨幣博物館

貨幣博物館が55階にあり景色が良いそうなので登ってみます。

1Fの人に55階のミュージアムを見学したいといえば入館証をくれます。

広い!けどほとんど人がいない。この時は私と合わせて2名しかいませんでした。

今日も少し靄がかかっていますね。

ビクトリアピーク方面

硬貨で作った香港の風景。一番高いのがこのビル。

トラムの先頭に載ってみた

夜のナイトバスツアーまで時間が空いたので、一旦ホテルに戻って休憩することにしました。
トラムでの移動ですが、今回は2階の先頭の特等席を堪能できました。アトラクション感があります。

ホテルで休憩しながら思ったこと

ふと外を投げめていると、かなりの高層部分に謎の足場を組んでいました。これ大丈夫なんでしょうか?
風の強い時には街中を歩かないようにしないといけないと心に刻みました。

夕ご飯は飲茶

ナイトバスツアーに備えて腹ごしらえです。

ティム・ホー・ワン(添好運)、ミシュラン一つ星に輝く香港点心専門店。庶民的な料金で一流の味をお楽しみいただけるとのことです。
東京やニューヨーク、ラスベガス、ハワイなどにもお店があるそうです。
メニューの紙とペンをくれるので、必要なものを記載して店員さんに渡します。
飲茶の店なので、熱いお茶で食器やお箸を消毒する儀式用のセットも運ばれてきます。今の時代あまり必要ないでしょうけど名残なんでしょうね。

海老焼売(鮮蝦燒賣皇)と香港焼きそば(鼓油皇炒麺)をいただきました。お茶は烏龍茶。
とっても美味しかったです。

香港島ナイトバスツアー

8時半から香港島をめぐるナイトバスツアーに参加しました。(チケットは前日に現地の乗り場まで赴いて買いました。ネットでも買えるようですが・・・)
香港観光局が観光振興で補助していたのでたったの20HK$(約400円)で楽しめました。普通は5千円以上するようです。

乗る前に使い捨てイヤホンと雨が降りそうだったから使い捨てのポンチョをくれました。
イヤホンでの案内は日本語にも対応(10か国語)しているので、解説もしっかりわかるのですごく楽しめました。さすが5千円以上もするツアーです。

香港島の高層ビルをかき分けながらの大迫力です。

歴史的な建物の解説もあります。

期待以上の面白さでした。
香港政府観光局さんありがとう。

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