202312 香港・マカオ旅④マカオの世界遺産巡り(後半)、タイパ島観光

散歩

朝ご飯:ホテルの近所のパン屋さん(思甜餅店)

マカオ2日目の朝、昨日は早めに寝たので体調はかなり回復しました。とはいえまだちょっと元気がないのでパンと日本から持って行ったドリップ珈琲で済ませました。
パンはホテルの近所のパン屋さんで買いました。街中には結構たくさんパン屋さんがある印象です。

マカオの世界遺産観光(後半)

午前中は昨日に引き続き、マカオ半島にある世界遺産観光です。
マカオ政府観光局のサイトに地図や日本語のオーディオ解説などもあるので、準備や解説を聞きながら見るのに便利です。

聖ポール天主堂跡の周辺

小さな世界遺産「ナーチャ廟」ととっても地味な「旧城壁」

武道と疫病退治の神であるナーチャを祀っている。ナーチャは多くの神話や伝説に登場する暴れん坊の子供の神で、有名なものでは、西遊記にも出ているそうです。(知らないけど・・・)
お堂の中には逆立ちしている孫悟空もいるそうです。(見てないけど)

とっても地味である意味趣のある「旧城壁」は、ポルトガル人居住区を外敵から守るために、建てられたものだそうです。

聖ポール天主堂跡

1602年にポルトガルのイエズス会によって建立。ここはアジアでのキリスト教布教活動のトップを切った場所だそうです。
1835年の火事により建物のほとんどが焼失。残ったのは石造りのファサード(建物の正面部分)と、68段の階段だけだったそうです。
日本にも深いゆかりのある場所です。建立にも携わっていたそうです。
下から3段目右手のマリア様に踏みつけられているドラゴンの顔はキリスト教を迫害した徳川家康だそうです。

裏から見るとこんな感じ

イエズス会記念広場

モンテの砦

中世の要塞っぽくてかっこいいです。
1617~1626年イエズス会建造の四方を防壁で囲った軍事要塞。

1922年にはここの大砲がオランダ軍火薬庫に着弾し、勝利に貢献したこともあるそうです。

1623年にイエズス会からマカオ総督の手に渡ってから18世紀半ばまでは総督官邸が置かれ、1960年代にポルトガル軍が撤退するまで軍事施設として活躍。

マカオ市内や中国大陸まで一望できる絶景スポット。

グランドリスボアに向けていつでも大砲を発射できます。

マカオ博物館がありますが、まだ開いてなかったのでパス。

ギア要塞(ギア教会・ギア灯台)

ちょっと離れているのと少し登らないといけないのでどうしようかと思ったのですが、異世界感たっぷりでかっこよさそうなので足を延ばしてみました。
モンテの砦から30分程かかりました。かなりかっこいいです!来た甲斐がありました。灯台と教会のこじんまりした感じと、地面に根を張っているような灯台の形が何とも言えないいい味をだしています。
ギア教会:1622~1638年ギアの丘に居住していたクラリスト修道女によって建立。西洋と東洋双方のテーマを扱ったマカオの多文化的融合をよく表している。
ギア灯台:1865年に中国沿岸初の近代的灯台として建てられた東アジアで最古と言われる灯台の一つ。灯台自体の高さは13m、25マイル(40.2336Km)先まで届く光で辺り一面を照らすことができる。

教会内部はこじんまりした祈りの場

灯台の形が好きです。

盧家屋敷

1889年建設。著名な中国人貿易商であった盧華詔の邸宅。セナド広場や大堂広場に近く、当時の「クリスチャン・シティ」中心部に位置している。
様式は、灰色レンガの二階建てで中庭を設けた伝統的な中国式住居で、広東省の典型的住居の特徴も兼ね備えている。

装飾が凝っている

吹き抜けのある中庭に面した応接間など、全体の構成も細部の装飾も美しいです。

大堂(カテドラル)

セナド広場のような喧噪がなく、落ち着いた雰囲気の大聖堂広場に面して佇んでいます。聖ラザロを祀っていて、16~17世紀の司教や聖人の遺骨が安置されているそうです。

内部は淡いパステルカラーで、明るくてさわやかで気持ちのいい空間です。

聖ドミニコ教会

福隆新街(世界遺産ではありません)

長さ約200メートルほどの通りに、格子窓を持つ長屋風の建物が並ぶ。昔この辺りは、歓楽街で、遊郭や賭博場などもあったそうです。現在もその町並みを残したままレストランやお土産店が入居し、観光客の絶好の撮影スポットとなっている。日本語ではないが「澳門日報」なる周辺の歴史を開設する番組があったので、興味があれば見てください。(漢字の字幕を見てたらうっすらと意味が分かる感じ)

元々はマカオ内港の湿地帯を福建人が開発した歓楽街エリア、20世紀初頭の駐葡政府の禁娼政策の影響で娼婦は宿付きの娼婦となり、次の商売として「攤館」賭博場となり、一旦衰退して、今の姿に取って変わった次様です。全盛期には阿片喫茶などもあったそうです。
長い歴史がある街並みなので、観光資源として有効活用し保存されていってほしいです。
少し前までは格子窓などの色が妖艶な赤色でしたが、近年の復元プロジェクトによって、元の緑色に統一されたそうです。

聖オーガスティン教会

1591年創設1874年に改修され現在の形に。ドン・ペドロ5世劇場は目の前。
資金難のために屋根藁を使用したところ龍の髭のように見えたことから、「龍の髭寺院」と呼ばれたこともあったそうです。もう一つの説としては、大雨のときに司祭がヤシの葉を使って屋根を補強していたところ、それが龍の髭に見えたのだとも言われています。

この教会の一番のイベントは、「パッソス聖体行列」というマカオでも最も有名なキリスト教行事。四旬節(復活祭の46日前の水曜日から復活祭の前日まで)の最初の日曜日に、教会のキリスト像を信者たちが担いで大堂(カテドラル)まで運び、翌日に戻ってくる行事。これは、別の教会に移されたこのキリスト像がいつの間にか戻ってきていたという逸話に基づくものだそうです。

お昼ご飯にホテルでテイクアウトのマックを食べて休憩

お昼はマック。まだ体調が万全ではないので、簡単で食べなれたマックをいただきました。

14時ごろまでホテルで休憩

午後はマカオLRTに乗ってタイパ島観光

せっかくマカオに来たので最新のカジノホテルが立ち並ぶタイパ島にも行ってみたいと思います。

マカオLRT

タイパ島へは従来からあるバス路線で行くことも可能ですが、2023年12月8日にタイパ島からマカオ半島まで延伸開業した「マカオLRT」で行ってみます。
まずはホテルから新駅の媽閣駅まで散歩がてら15分程歩きます。

新駅の媽閣駅

マカオLRTは2019年末頃開業だそうで、最新鋭の列車がかっこいいです。運転手さんもいない自動運行システムです。
三菱重工だそうで親しみがわきます。

窓が大きく開放的で明るい車内

ちなみに全線開通すると、こんな感じの路線図になるそうです。
バスよりわかりやすいので、観光客には優しくてよさそう。

官也街

お土産を買ったり食べ歩きにピッタリの観光地

カルモ教会

タイパ・ハウス(タイパ住宅博物館)

20世紀初頭にタイパ村にあったイギリス・ポルトガル人の別荘を5棟展示している。

湿地帯の公園を抜けてカジノホテルエリアへ向かいます、

ザ・ベネチアン・マカオ内のショップス・アット・ベネチアン

とんでもない規模のカジノホテルです。

建物内に川があります。

カジノは撮影不可のようなので入口から反対向いてクリスマスツリーを撮影。天井のフレスコ画っぽいものも凝ってます。お金がかかっていそうです。
カジノでは深夜特急にも登場した中国独自の賭博?「大小」の台もたくさんありました。

カジノエリアすぐ横のスタバで休憩

パフォーマンスレイク&スカイキャブ

ウィンリゾートの前のパフォーマンスレイクで噴水ショーを見てみました。ホテルのロビーまで乗れるスカイキャブには並んでたので乗りませんでした。
ホテル内には中国らしいド派手な演出があるようです。面白そうですが行きませんでした。

晩御飯はマカオ島に戻って蝦雲吞と牛煮込み麺

媽閣駅からホテルの途中にある麺屋さん

翌日朝撮影

美味しかったです。

明日は香港に戻ります。

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