202409-10 西安寄ってウズベキスタン旅:準備編(ウズベキスタンにはドルを持っていけ!)

日記

2024年の9月から10月にかけて中国の西安と中央アジアのウズベキスタンをめぐってきたので、その際の準備について書いておきます。
これから行こうという方の参考にでもなれば幸いです。

航空券

当初は当然ウズベキスタン行のチケットのみを物色していたのですが、中国の西安行のチケットが安かったので、西安経由にしてみました。古の都、長安を経て中央アジアに向かうということになるのでシルクロード感が増し増しになっていい感じです。(現在中国に入国するにはビザが必要ですが、トランジットで第三国に出国する場合は、72時間あるいは144時間の入国に対し条件を満たせばトランジットビザなしで入国できる都市があります。今回この制度を利用しました。)

関空から西安(春秋航空:スプリングジャパン公式HPで購入)

預け荷物無しの運賃13.6千円と追加荷物料2.3千円で合計16千円と激安。(1.6万円で西安まで行けるなんて信じられない・・・。)
春秋航空の最安プランでは機内持ち込み手荷物が7kgなので重量の条件は満たせそうですが、サイズが幅30CM×高さ40CM×奥行20CM以内とかなり小さく普通は難しそうな感じです。そのため追加で預け荷物を頼みました。(SPRING JAPANの場合は、3辺の合計が115cm以内、かつ幅56cmx高さ36cmx奥行23cm以内とかなり緩くはなります。)

西安からウズベキスタンのタシュケント(長龍航空:LOONG AIR:Trip.comで購入)

預け荷物20kgまでの運賃41千円。一応フルサービスキャリアらしいです。機内食有り。

ウズベキスタンのタシュケントから仁川(ウズベキスタン航空:Trip.comで購入)

仁川経由で帰ってくるので、アシアナ航空って選択肢等も出てきましたが、せっかくウズベキスタンに行くので、ウズベキスタン航空に乗ってみることにしました。
預け荷物20kgまでの運賃62千円。こちらはフラッグキャリア。機内食有り。

仁川から関空(Peach:公式HPで購入)

スカイスキャナーで検索すると、仁川乗り換えで、乗り継ぎ時間1時間40分という非常に効率のいい便が出てきたけど、Peachの場合一度韓国に入国してから普通にチェックインしないといけないようなので時間的に断念、預け荷物があるとなおさらかと思います。効率的に素早く帰ってきたい人はフルサービスキャリアで、タシュケント→仁川→関空と乗り継げば早いのかもしれません。

ウズベキスタン内の鉄道(公式HPで購入)

9・10月のハイシーズンは切符がすぐ売り切れるという情報があったので、出発の3週間ほど前になっていましたが、事前に抑えておきました。その時点でも結構埋まっていて、高速鉄道など席がない便も多数あったので注意が必要です。(60日前に発売開始されるそうです。)鉄道以外では、タシュケントとヒバ(ウルゲンチ)間などは飛行機の方が早いし楽そう、その他短距離はバスやシェアタクシーで代替でしょうかね。
ウズベキスタン鉄道の予約の際に、アカウント登録の返信がメールでの登録では届かなかったので、Googleの認証でログインしました。たまたまかもしれません。英語対応してるので操作自体はそんなに難しくはなかったです。
寝台車に3度ほど(タシュケント~ヒバ、ヒバ~ブハラ、サマルカンド~タシュケント)乗りましたが、上段と下段があって、上段の方が荷物が置きやすかったりやや人の目が届きにくくプライバシー感が高い気もしますが、基本下段の方が楽です。予約も下段から埋まっていくようです。

宿泊

現在トランジットビザ免除で中国へ入国する場合、中国での宿泊地は予約が必須ですので当然事前に取りました。(関空でチェックインする際に確認され、現地にも連絡して許可をとっていました。)
ウズベキスタン内も、なるべく現地で考えることを減らしたかったので事前に取っておきました。この辺りは人それぞれかと思います。(鉄道の切符を予約してしまったので、宿泊地が変わることもないかと思いすべて取ってしましました。)

チケット

西安の兵馬俑のrチケットをwechatの公式兵馬俑の欄から購入しようとするも、中国での連絡先を入力してくれと表示が出て断念。120元。トリップドットコムで17.09$で購入。価格はほとんど変わらrないので問題なし。後々時間の変更(キャンセルと再購入)をすることとなり、トリップドットコムの割引がついて結果的にはすこし得になった。

アプリ

中国もウズベキスタンもざっくりした表現ですが西側圏ではないので、アプリもちょっと独特なものを準備したほうが便利です。

中国対策

決済アプリ

アリペイを入れてカードを登録、Visaカードを普通に登録できました。(香港の何たら銀行のトラベラーズアプリでチャージしてとか書いてあるページもありましたが、2024年9月現在では普通に海外発行のクレジットカードが登録できるようです。)

移動

アリペイの中のミニアプリ?モビリティというボタンでQRコードを表示して地下鉄は乗れました。タクシーもDiDiのアプリがミニアプリとしてこの中で使えるようです。(結果的にはタクシーに乗らなかったので使わなかった。)

地図アプリ

高徳地図をインストール。日本のアップルストアではインストールできないと書いてあるところもあったが、特に問題なくインストールできた。(バイドゥのマップでもいいらしいです。)
Googleマップと併用しました。

その他

We Chatを一応入れておいたが、決済の登録が今一つわからず中途半端に放置して現地に行ったが、We Chatしか使えない入場場所とか飲食店もあったので、もう少ししっかり準備したほうがよかったと感じた。現地の人とのやり取り(翻訳)でも使ったので、使い方も多少は勉強しておいた方がよかったかも・・・。結論としてはアリペイもWe Chatも両方準備するほうが良い。
We Chatで登録してから入場するような場所もあったが、登録出来ずどうしようかと思っていた時、係の人にパスポート見せたら、「入れ、入れ」って感じで通してくれたところもあった。(青龍寺など)

ウズベキスタン対策

決済アプリ

中国と正反対に現金主義のようなので特に用意無し。

移動

Yandex.GoというUberのロシア版的なアプリをインストール。決済のためのクレジットカードはロシアへの制裁の関係からか登録できなかったが、現金払いができるので特に問題なし。これは非常に役に立った。行くなら必須のアプリです。いちいちタクシーと交渉などしなくていいし、行先の間違いなどもないし安心してタクシーが使えるのがいい。普通のバージョンの車はちょっとぼろかったので、少し高めのコンフォートを使いました。おつりを持ってないかもしれないので、なるべく少額の紙幣を準備しておくように注意しました。料金がきわめて安いので、おつりなど少し多めに払ったりしました。

地図アプリ

Yandex.Mapをインストールしていきました。Yandex.Goと連携してるので車を呼ぶ時にも便利。Googleマップには載ってない情報もたくさんある。

Googleマップと併用しました。

現金関連

中国

キャッシュレス大国なので両替すべきか悩みましたが、さすがに現金が一銭もないのは不安なので、関空で1万円分を両替していった。(中国の空港の両替手数料が高いという情報があったため。)関空の両替の際にKIX-ITMカードを持っていたので、少しレートが良くなった。
アリペイとWe Chatペイの両方があれば、本当に現金が無くてもいけるかもしれないってレベルだった。(ただし使い方を少し勉強しておかないと最初の方で困るかも。)

ウズベキスタン

私は円をドルに換えるのが面倒で日本円をもっていって2万円をタシケントの市中の銀行で両替してしまいました。(タシケントでは円の両替ができるが、その他の都市では難しいらしいです。)円はとんでもなくレートが悪いです。円→スム→円と両替すると3分の2になるくらいとんでもなく悪い。
それに比べてドルのレートはすごく良いので、現金をもっていって両替で対応する方はドルを持っていくことが必須です。レートは公定レートが決まってるのでどこで両替しても同じだそうです。

ドル:BUY 12659スム、SELL 12790スム  差/BUY=1.03%
円:BUY 70スム、SELL 95スム  差/BUY=35.71%
参考為替レート)2024年9月26日 1 UZS = 0.01136 JPY ⇒ 1円=88.02スム

円の両替レートがとんでもないことに気が付いてからは、クレジットカードのキャッシングにしました。ATMはたくさんあるのでちょっと探せばすぐ見つかります。こちらのレートは普通なので安心です。

Visaカードでのキャッシング:200万スム+手数料1.5%(3万スム)=22,851円 ⇒ 88.84スム/円(金利を多少払ってもこっちの方が断然良い)
参考為替レート)2024年9月27日 1 UZS = 0.01116 JPY ⇒ 1円=89.61スム

ちなみに中国元のあまりがあったので、両替しようと思ったら、元は受付さえしていませんでした。同じくロシアのルーブルもルーブル→スムは受付してなくて、スム→ルーブルは両替可能となっていました。現在ルーブルは受け取りたくないのでしょう。ソ連時代が長いのでロシア寄りの国かと思いますが、経済的には欧米に寄っていくのかもしれません。
もう一個ちなみに、タシュケント市内の銀行でしたが、日本の新札の情報がまだ届いておらず、新札を出すと困っていました、たまたま旧札ももっていたのでそちらは当然サンプル帳にも記載があり両替してくれました。新札ばかりだったら困ったことになっていました。空港の両替所などはきっと大丈夫だと思います。
でもよくよく考えると、新札しか持ってなくて両替できず、クレジットカードでのキャッシングに頼らざる得なくなっていた方が得だったという結論です。

SIM

中国

空港についてから中国国内で手配するとGoogleなどが使えないので、amazonで安いデータ専用SIMを購入して持っていきました。SMS認証などの関係で通話用の番号があるほうが万全かとは思いますが、何とかなりました。

ウズベキスタン

タシュケントの空港でUcellという会社のSIMを購入しました。通信状態は日本よりは悪いですが、何とかなるレベル。(砂漠は当然つながらない)

コメント

タイトルとURLをコピーしました