20240924 西安寄ってウズベキスタン旅:西安編②西安観光

日記

9月24日 朝6時半起床、天気は晴れ、気温は早朝は15度、日中は30度と暑いが湿度は低い、内陸性の気候で寒暖差が激しいようです。
今日の朝は、ホテルから城壁の中央南側辺りを散策しつつ城壁の南門(永寧門)に向かう予定。

朝食

ホテルの朝食は7時スタートなので7時15分ごろ会場に向かう。中華とアメリカンブレックファーストの中間みたいなメニューです。汁なし担々麺的なものを作ってくれるので食べてみましたが、ベースの味が薄く自分の好みに味付けするタイプだったみたいで、うまく味付けできなかったのが残念でした。他はまー可もなく不可もなくって感じでした。

徳福巷、湘子廟街、書院門周辺

部屋に戻り、身支度を整えたりして8時半ごろ出発。西安の古い街並みが残っている、徳福巷、湘子廟街、書院門辺りを歩いてみることにしました。
昨日の夜に見た西安鼓楼、かつて楼内の巨大な太鼓で時を知らせたことからその名が付いたそうです。近くにある鐘楼と同じく三重の屋根が特徴の重檐(ちょうえん)三滴水楼閣式建築の立派な佇まいです。

観光地は人も多く雑然とした印象もある中国ですが、朝は人も少なく、静かで心が落ち着く感じでとても好きです。

道は石畳になっていて、しっかり整備されていてアジアにありがちな段差も少なく歩きやすいです。

なぜか日本のだるまさんや古い看板、日本式のレストランか何かでしょうか?

徳福巷、湘子廟あたり

セブンイレブン風のコンビニ

書院門

関中書院、明代、清代を通じて中国の四大書院(学府)の一つで、多くの官吏を輩出した学校で、書院門通りという名は、この関中書院からとられているそうです。

基本的に観光客は中に名入れないそうです。なかなか立派で風格のある建物が奥の方にあって素敵な場所です。
(今見つけた情報によると、入口近くで身分証明書を提示して無料でチケットを取れる。、開放時間は月曜日から金曜日の15:00-17:30だそうです。)

名前の通りで、書や水墨画から、その道具の筆や硯などいろいろ揃ってました。書道を嗜む方にはさらにワクワク感がある場所だと思います。小学校以来、墨をすったことのない私でさえ硯がかっこいいなーと思ったりしました。

永寧門

一旦、城壁の南側に出てから南門の永寧門にアプローチします。

城壁への入場料54元(1200円)

結構な高さ。の城壁です。門の通路の左右にある階段から城壁の上部に登れます。

上部も結構な幅があって広い。

高さもあるので、景色もいいです。正面に見えているのが鐘楼。

西安城壁をサイクリングでめぐる

門の西の方に(東にもある)しばらく歩いていくと、レンタサイクルのステーション(小屋)があるのでそこで自転車を借りて城壁巡りをしてみます。
料金はレンタル料45元(1000円)デポジット100元(2200円)、アリペイで払えました。(自転車返すときにちゃんと100元返してもらうのをお忘れなきよう!)

私は南門から時計回りに4分の3周で東の長楽門で返却しました。
10時過ぎから12時前まで1時間半ほどでしたが、天気も良くとても気持ちのいいサイクリングでした。(ちょっと汗ばむような陽気でした。)石畳なのでちょっとお尻が痛くなるかもしれませんがのんびり楽しめます。歴史的な城壁を気持ちよく自転車乗りながら走り、西安の街の様子(学校があったり、お寺があったり、駅があったり)を見ることができるのでとってもいいです。

西側にある「安定門」この門がシルクロードの起点といっても過言ではないでしょう。ラクダや馬を伴った多くのキャラバンがこの門をくぐったと思うと灌漑深いです。(この門が本当にどれほど古いかは知りませんが・・・。)

北にある「安遠門」。

西安駅。

東にある「長楽門」。

ここで、自転車を返却し城壁を降りました。

お昼ご飯

東門(長安門)を出て地下鉄長安門駅の付近でお昼ご飯を食べられるところを探す。東北小二煎餅屋なるお店にしました。煎餅って中国でどんな意味なんでしょうか?

店もきれいでいい店ですが、おひとり様用のメニューや定食的なものはなさそうです。とりあえず、骨付き肉の醤油煮が一個単位で注文できたのでそれ一個(12元)とニラの卵炒め(22元)と白米(2元)を注文。合計36元(800円)。お肉は食べきりましたが炒め物は半分くらい残してしまいました。味はばっちりでしたが量的に無理でした、すいません。

お茶もおしゃれなお茶。

駅周辺のレンタサイクルの群れ。こんなに使われているのでしょうか?

青龍寺

地下鉄で青龍寺駅へ、青龍寺は真言宗の開祖である弘法大使(空海)が、中国の唐に渡り仏教を学んだお寺。日本の真言密教の出発点ともいえるありがたい場所です。お遍路参りにはいったことはありませんが、高野山は何度か行ったこともあるので、せっかくの機会なので訪れてみました。

入口付近いこんな看板があり、入ろうとすると係の人が、先ほどの看板を指さし登録しろ的な感じ。仕方ないので登録を試みるもよくわからない、仕方ないのでパスポートを見せながら「入れてよ」って感じでお願いすると、すんない入れてくれた。東洋人は見た目では区別つかないから初めに気づいてくれなかったのかもしれません。金髪でブルーアイならすんなり通してくれそう。

空海の記念碑があるそうなのでそこに向かう。

空海記念碑と周りの4つの玉、この玉は四国の四県をあらわしているそうです。

資料館的なところがあったので見てみました。
こんな遠い異国で、「弘法大使」や「空海」って字を見るなんて感慨深いです。理由はわかりませんが、中国の人も弘法大使の展示を熱心に見てました。

空海がお師匠様から免許皆伝的なお許しをいただいてるところかな?

再び地下鉄に乗って大雁塔に向かいます。

大雁塔:中国版「ピサの斜塔」

大雁塔は大慈恩寺の境内にある高さ64㍍の7層の塔で、唐の時代の652年に創建。玄奘三蔵がインドから仏教経典や仏像を持ち帰り、翻訳、保管した場所。
塔に登ると西安の市街地を一望できるそうですが、別料金だったのと混んでたので登らず。

エリア前の広い庭園にはきれいな衣装を着た楊貴妃風の姫がたくさんいて、撮影退会しています。(西安のいたるところで見かけるので珍しくなくなってきました。)

隣のショッピングセンターのホールにいるでっかい孫悟空。なかなか面白い。堺正章が出てた西遊記を思い出します。(昭和な人しか無理かも、今の人は西遊記とか知ってるんでしょうか?)

やっと入口、入場料は30元。

近くで見るほうが迫力がある。ちょっと傾いてるのも、歴史を感じさせます、さすが中国版「ピサの斜塔」。
なるべく傾かないように地下水漏れ防止などの措置の結果、少しずつ垂直に戻ってきているらしいです。計算では、あと1000年で塔は完全な垂直に戻るらしい。

内部に入って登るのは25元。

玄奘三蔵と大雁塔。ありがたいです。

セブンイレブン発見

こちらは本物、品ぞろえは日本と似てるところもあり、値段は日本よりちょっと安い。

周辺をうろうろして、ホテルに戻りました。

早朝の西安空港へのアクセスの相談

26日の明後日の早朝9:10のタシュケント行の飛行機に乗るための空港までの移動方法をどうしようかと思っていたんですが、ホテルのレセプションの付近にコンシェルジュ的な人が座ってたので相談してみることにしました。タクシーは高そうだし早朝につかまるのか?空港行のリムジンバスは安いけど、乗り場はどこでそこまでどうやって行くの?って感じでした。相談してみるとズバリ的中で、ツアーの手配や空港への乗合バスの手配をしているそう。中国語は全く話せないのでやり取りはウィーチャットで友達登録して翻訳機能でやり取りするとのこと、若干まどろっこしいが、意外と意思疎通ができて便利。近所の乗り場の場所まで一回連れて行ってくれたり、すごく親切な方でした。料金は30元と700円しないのでとっても安い。空港行のリムジンバスよりほんのちょっとだけ高いようですが、ホテルの近くまでピックアップしに来てくれるのはありがたいです。出発の3時間前にピックアップだそうです。
話の途中で兵馬俑ツアーの紹介もしてくれましたが、もう入館用のチケットをとってたのでお断りしました。

晩御飯

さっき乗り場を教えてもらったときに通った通りで牛肉麺を食べてみました。全く話せないので、メニュー看板を写真に撮って「これ一つ」とホールの女性に指さし注文。出来上がりかけで厨房の男性から多分「辛さどうする」的な声をかけられるが、当然全く分からないのでそんな顔してたら、さっきの女性がこの人外人だからわかんないよ!マイルドめにって感じで対応してくれていた。日本人は見分けつかないので困ったパターンの何度目か。

食べる前に写真撮るの忘れてました。食べ終わった後ですいません。

兵馬俑行きのバスの情報

兵馬俑行のバス乗り場が、鐘楼の近くの通りにあるという情報があったので、明日のために現地確認してみると、特に現地付近には看板などは何もない。困ったなーと思いながらバス停の隣の旅行会社の小屋に居る女性にダメもとで聞いてみると、暇なのもあってか親切に教えてくれました。「うちには関係ないけど、隣のバス会社は8時が始発だからその少し前に来て、赤いベストを着ている人を探したらいい」とのこと。ありがとう。助かりました。一応チケットの時間を、もしバスがいっぱいで電車乗り継ぎで行っても間に合う時間に変更した。キャンセルして再購入すると、航空券やホテルをとった特典が発生していて少し安くなって得した。

明日は兵馬俑です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました