20241002 西安寄ってウズベキスタン旅:ウズベキスタン編⑦ブハラ2日目

日記

10月2日、7時半起床、天気は晴れ。気温は現在13度。
今日はブハラ観光。

朝ご飯

ホテルYasminでの朝ご飯。ボリュームもあって美味しい朝ご飯です。今日のフルーツはスイカ。
ウズベキスタンのコーヒーは基本インスタントコーヒー、一応日本からドリップコーヒーと味噌汁をいくつか持って行っていました。

こじんまりした家族経営ですが、ラビハウズから徒歩3分くらいで立地もいいし、居心地が良いです。値段も安いし。

ブハラ観光

Toqi Telpakfurushon:タキ テルパクフルシャン

古都ブハラにはタキと呼ばれる主要な交差点を大きな丸屋根で覆ったバザールが大きなもので3つあり、そのうちのひとつがここ、ラビハウズの北側の通りを西に向かったところにある。
昔は関所の役割もあったそうで、2000年間続くシルクロードの交易も担っていたのでしょう。16世紀の頃は専門店街的なところで、珍しいもの、貴重なものなどが交易されていたそうです。
大きなタキの周りには商店や職人の仕事場、キャラバンサライなどがあり、それぞれ小さな丸屋根を持っていて、小さな丸い屋根が並んだ様子はたこ焼きのように見えます。

キャラバンサライと風呂の遺跡

タキ テルパクフルシャンの南側にある遺跡。悠久の歴史を感じます。

普通の家をのぞかしてもらったら、ピンクでかわいらしい感じ、お庭の花もきれい。

家の玄関の上の飾り、有名なメドレセの装飾とかスザニの柄とか郊外の宮殿で飼ってたりとか何かと孔雀推しです。

Nadir Divan Begi Madrasah:ナディール・ディヴァンベギ・メドレセ

ナディール・ディヴァンベギ・メドレセは、ブハラ ハン国の時代1622~23 年に、ナディール ディヴァンベギによって建設され、マドラサには 71 の部屋がある。
現在、中庭では観光客向けに民族音楽や民間伝承の公演が開催されているとのことなので聞いてみたら、もう席はないって言われちゃいました。(残念だったけど、後日、ショーの直前に前を通りかかったので聞いてみたら、お茶の席なら入れるって言ってくれました。あきらめずに聞いてみるものです。)
内部にはお土産屋や手工芸品のワークショップがあります。

両側が孔雀っぽい不死鳥で真ん中の上が太陽っぽい人の顔。偶像崇拝を禁止しているイスラム教の施設としては珍しいそうです。

内部も広い、ここでショーがある

カラフルなチェスのお土産

Lyabi Khause ensemble:ラビハウズ

観光の際のランドマーク的な存在

水の貴重な時代には、一層豊かさを象徴するような場所だったのでしょう。白鳥もいます

キャラバンの像とかもあります

Nadir Divan Begi Khanaka:ナディール・ディヴァンベギ・ハナカ

池をはさんでナディール・ディヴァンベギ・メドレセの向かいにあるのがナディール・ディヴァンベギ・ハナカです。
ハナカとはシルクロードを渡る巡礼者が宿泊した宿の事で、日本でいえばお寺の宿坊みたいな感じです。
現在内部は博物館になっていて、ブハラ旧j市街の模型や古い写真などが展示されていました。

ドーム天井の広々した内部空間、いろいろ展示されています。

モスクの壁面にあるキブラ(メッカの方角)を示す大きな窪み(ミフラーブ)のようなものもあります。

古い写真も展示。一枚一枚が面白い

城壁外でキャラバンのラクダが休んでいる写真

猫多し

Magoki Attori Mosque and carpet meusium:マコギ・アッタリ・モスク

ブハラ最古のモスクとして有名で、モンゴルなど諸外国の侵略などで何度も荒廃しては同じ場所に再建されたため、モスクの建物の柄が縦に3層に分かれているそうです。
下から仏教時代、ゾロアスター教時代、イスラム教時代の順。
ちなみに、ブハラという都市名は、仏教の僧院を意味する サンスクリット語のビハーラが なまったものだそうです。
日干しレンガで作られ質素な外観に幾何学模様や赤土レンガを掘って作られた彫刻があったりと内装は典型的なイスラム教建築の特徴とは少々異なるがそこに歴史を感じられる。

アフマジョンのキャラバンサライ?

ラビハウズの西側の車道の西側に面したところにあります。
まだ修復中のようですが、入ってみました。屋上にも上げれたので上がってみると意外と景色がいいです。
工事中なので土産物屋さんとかがまだ入ってなくて、古びた感じの廃墟感があっていろいろ想像を掻き立ててくれます。

コウノトリのハサミを作ってる鍛冶屋さん

コウノトリをモチーフにしたハサミが名物とのことです

炉もかっこいいです

Toqi Zargaron:タキ・ザルガロン

昔は36もの宝石商が入っていたそうです。

Kalyan Minaret:カラーン・ミナレット、カラーン・モスクとミル・アラブ・メドレセのある広場

塔の高さは45.6mでブハラに建つミナレットの中で最も高く、遠方からも視認できるカラーン・ミナレットはブハラのシンボルであり、ブハラの支配者の権威の象徴にもなっていたそうです。

モンゴル襲撃時には、塔に感動したチンギス・カンが、ブハラ市内を破壊する周囲の部下に塔の破壊を止めるように命令したという伝承が残っている。
カラーンというのは 偉大という意味で、1127年には大々的に建て直されたが、100年後にチンギス・ハンによって破壊。ミナレットだけは破壊を免れ、今もなおレンガ造の優美な姿を見せている。

19世紀後半までは罪人を生きたまま袋に入れて塔の上から投げ落とす刑が行われていたため、カラーン・ミナレットは「死の塔」の別名でも知られるようになった。ヒヴァの博物館でも絵があったけどここでもですか・・・。

現在のモスク本体は 1514年に再建されたもので、ソ連時代には宗教が否定されて倉庫に転用され荒廃。ソ連崩壊による独立後に他の歴史的建造物と同様、少し過剰に復原・修復され新品のような姿となる。
特に前面広場に面する門楼は彩釉タイルがきれいすぎて古建築の趣をが薄れている。中庭はいい感じ。

ミル・アラブ・マドラサの建設は16世紀に遡り、建設資金は、戦争で捕虜としたイラン人3000人を奴隷として売却した資金で賄われたとも伝えられているそうです。

このマドラサは、ブハラにおける最も重要な建築物の一つで、現在も将来のイマームや宗教指導者が教育を受ける場として機能している。
少し古びた感じや、エメラルドグリーンのドームが美しいです。

発掘調査途中の場所

まだまだ発掘調査は続いています

アルク城の城壁外の広場にいるラクダ

観光用のラクダ

城壁は現在も修復作業中

アルク城は明日行くことにしました。

Zindon:ジンダン(ダンジョン)

アルク城の北東の角付近にある地下牢の史跡

土産物探し

昼ご飯

ラビハウズ横のレストランで腹ごしらえ。

ラグマン

スペアリブの羊肉シャシリク

さわやかな飲み物

暑いので夕方までホテルで休憩

シルクロードカフェ

お茶と伝統的なお茶請けのセットをいただきましたが、写真撮るの忘れてました。お値段はまあまあするけどゆっくりできる。

Ulugbek Madrasah:ウルグベク・メドレセ

サマルカンドにあるウルグベク・メドレセ同様ウルグベクが建てたが、こちらのメドレセの方が古く1418年に建てられた。入口には『向学心こそ、ムスリムになくてはならない』と、ウルグベクらしい言葉が彫られている(らしい)。

現存する中央アジアで一番古いメドレセで、内側も修復があまりされておらず、ウルグベクの質実剛健な学問に対する精神を感じられるメドレセです。

Abdulaziz Khan Madrassah:アブドゥルアジスハーン・メドレセ

先ほどのブハラのウルグベクメドレセ の向かい側にあり、作られたのは17世紀半ば頃。

時代が新し目で黄色や赤を使ったちょっとカラフルなデザイン。

細かく繊細なデザインは一見の価値があります。

メドレセの内部はお土産屋さん。

実はこのお土産屋さんたちは無許可運営らしい。行政のチェックの時にだけお店を撤去し、チェックが終われば懲りずにまたお土産屋さん業に精を出すのだそうです。

私は到達できなかったのですが、奥にモスクがあるそうです。他の人のブログで確認できたんですが、修復の手があまり入ってない状態らしく、きれいすぎずそのままな感じでとっても素敵な感じです。訪問する方は是非モスクも見ていった方がよいでしょう。残念。

猫多し

土産物探しながらぶらぶら

いろんな店を見ながらぶらぶら

タキのお店の人が歌ってたのがすごくかっこよかったです。

晩御飯は何食べたか忘れました。

明日アルク城とか市場とかブハラ観光の予定です。

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