神戸モダン建築祭というイベントがあったので、ちょっと興味があるところを回ってきました。
大阪では以前から同様なイベントがありましたが、神戸では初めてだと思います。参加・見学のためにはパスポートとして最低２千円ほどかかりますが、その分混みすぎなくていい気もします。できればもう少し安くしてくれるとありがたいですが・・・・。
神戸税関
行く前に想像していたよりかなり見ごたえがあって楽しかったです。後から調べてみるといろんな映像作品のロケ地にもなっているようです。（アルキメデスの大戦、海賊とよばれた男、日本のいちばん長い日等）屋上からの景色もよくてとても気持ちよかったです。
全体模型
左手の旧館を活かしながら右手の新館を増設しうまく融合して現在も立派に活用されています、
旧館内部
吹き抜けになっている玄関ホールには威厳がありつつ温かみもあってとても豊かな空間です。
有料のガイドツアーで回っている団体が床面のタイルの解説を聞いていました。
中庭から見ると
旧館方向
新館方向
新館屋上からの風景
天気も良く、風もなくてとても気持ちのいい空間でした。
神戸税関広報展示室
税関ならではの展示室がありました。意外と面白い。
押収されたライオンの剥製が展示されていました。
不正薬物の輸入手口など
デザインクリエイティブセンター神戸：KIITO
神戸市立の生糸検査所と旧国立生糸検査所の二つの建物を融合し活用している施設KIITOです。
三宮図書館、カフェ、レンタルスペース、ショップ、無料で利用できるラウンジエリアなどもがあります。
今回のイベントで公開されてる空間は、1階北玄関でした。
その空間自体は20畳ほどだと思います。地下に降りる階段がついてましたが、そこから先は埋められてありませんでした。
新神貿易会館
丸い装飾窓がかわいいです。
通りすがりの建築物
チャータードビル
神港ビルヂング
大丸インテリア館
シップ神戸海岸ビル
神戸メリケンビル（旧神戸郵船ビル）
フィッシュダンス
神戸ポートタワー
耐震工事中の１階ホールの見学ができました。写真撮影は禁止でした。
神戸南京町：中華街
相変わらずすごい人でしたが、お昼ご飯を頂きました。
ビゴの店：神戸国際会館B2F
帰りにパンを買ってみました。日本にフランスパンを広めてくれたフィリップ・ビゴさんのお店「ビゴの店」です。
ビゴさんが「ドンク」に招聘されてフランスのパンを広めたのち、ドンク芦屋店を譲り受け独立したお店が今に至っているそうです。まさに伝統的な製法で作られた本物のフランスパンです。バケットとちょっとしたパンを買いました。バケットは最後の１本だったので買えてよかったです。次の焼き上がりまでは１時間以上あったようです。少しお高いですが食べてみたかったので・・・。ドンクのパンも好きです。
フィリップ・ビゴ師匠は2018年に永眠されたそうです。ついこないだまでご存命だったんですね。ほんの少し前まで伝説の人がいらっしゃったなんて感慨深いです。安らかにお休みください。おいしいパンの作り方を日本に広めてください大変ありがとうございました。
いい散歩になりました。
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