202312 香港・マカオ旅③香港からマカオへ移動、世界遺産巡り(前半)

散歩

朝ご飯:聯華茶餐廳

香港2日目の朝ご飯は日本の喫茶店のモーニング的なものにしました。
香港式カフェレストラン「茶餐廳(チャーチャンテーン)」、喫茶店と大衆食堂が合体した、香港独特の飲食店だそうです。

早餐(朝ご飯)のセットメニューの「Fセット」32元、鶏蛋三文治(玉子サンド)と珈琲(コーヒー)を多士(トースト)+2元をいただきました。
普通においしいです。

マカオに移動

ホテルをチェックアウトしてマカオに移動します。
バスあるいは船で行けるようですが、調べてみたところ、バスの場合、空港からだと問題なさそうですが、香港市中からだと乗り換えとか手続きが面倒なようですので、船にしました。
船もマカオ側に港が2か所あって、世界遺産の歴史地区があるマカオ半島にある「マカオ・外港フェリーターミナル」と新しいカジノなどがあるタイパ島側の「マカオ・タイパフェリーターミナル」があるそうです。
今回はホテルもマカオ半島側に取ったので「マカオ・外港フェリーターミナル」に向かいます。香港側のフェリーが出る場所は一緒です。マカオ半島に行く船体が赤色の「ターボジェットフェリー」に乗ります。タイパ方面は船体が青色の「コタイウォータージェット」と色が別れています。

平日の昼間でエコノミーが175HK$(約3500円)。

一旦香港とお別れ

10:30香港発で11:45頃マカオ着

こぎれいなターミナル

2階のコンビニでマカオパスを購入しました。2日ほどなのでデポジット分の30MOP(600円)分が返ってこないし、残金もカスタマーセンターに行かないと返金できないそうなので必要ないかもしれませんが買いました。電車やバスに乗る時に便利そうですし、料金も半額になるそうです。残りそうならコンビニとかで使おうと思います。店員さんにも返金できないカードだよって念押しされました。

早速バスに乗ってマカオ半島の中心部に向かいたいのですが、ポルトガル語表記も入り交じり、どのバスに乗るのか難しいです。一回間違えてマカオ半島の東側から北側のエリアを一周してフェリーターミナルまで戻ってきてしましました。これはこれで、ちょっとした観光になったし、マカオGPのコースもあったのでちょっと楽しかったです。

再度バスを乗り直し、ホテルリスボア・カジノリスボア方面へ

ホテルまでの道すがらマカオちょっと観光

小説「深夜特急」にも登場したカジノやホテルを見つつホテルに向かいます。

ホテルリスボア・グランドリスボア・カジノリスボア

2007年にできたグランドリスボア(カジノホテル)
こちらは金ぴかです。蓮の形だそうです。

カジノリスボア
時代を感じさせます。古いパチンコ屋っぽい装飾です。

セナド広場

ポルトガル風の広場です。石畳の材料も職人もわざわざポルトガルに手配して作った本格派だそうです。
周りの建物もパステルカレーでここはかなりヨーロピアンな雰囲気です。

あるサイトに、「広場の中心には、ポルトガルが最も繁栄していた大航海時代の象徴でもある地球儀を模した噴水があります。このため地元ではセナド広場は「噴水池」という愛称でも親しまれているそうです。」って書いてあって、そんな噴水あったかなって思いながら写真を見返すと、そこにクリスマスツリーらしき飾りがかぶさってました。世界遺産的にはこれはちょっとどうなんでしょう?と思いました。

お昼ご飯:寶福軒食館

セナド広場からホテルに向かう途中で昼ご飯を物色し、またもや安定した雲吞麺にしました。

牛蒡などの根菜が入ったスープもくれました。

ここのワンタン麺には青物で白菜が入ってました。おいしい。

マカオのお宿:belive & more 彼寓旅居

今日と明日の2泊お世話になります。

マカオの世界遺産見学(前編)

夕方からマカオ半島の世界遺産などを観光してみました。

媽閣廟

1488 年に建造されたマカオ最古の寺院。海の女神が祀られている。

港務局

現在は海事水務局となっている。
イタリア人カッスートが設計。インド・ムガール帝国の建築要素を反映、モスクにも見えるイスラム風の新古典様式。
建物は回廊に囲まれていて、風通しが良く、多雨多湿のマカオの気候に合っているそうです。
中には入れませんでした。

鄭家大屋(鄭家屋敷)

中国近代の思想家・文人である鄭觀應の屋敷。(孫文や毛沢東にも影響を与えた)
総面積は4000㎡、奥行き120m、部屋数は60を超える大邸宅(1881年建設)
インドや西洋の装飾を取り入れた中国式建築で、複数の建物と庭があり、アーチ型の装飾や、真珠貝を埋め込んだ建具、中国式の格子窓や円形の入口などがある。
装飾も凝っていて立派で威厳のあるお屋敷です。今風な中国的な華美さはなく、住む人の知性や思想を感じるような住まいです。

ライティングの演出もおしゃれです。

聖老楞佐堂(聖ローレンス教会)

1558年~1600年建設、イエズス会によって建設されたカトリック教会で、マカオの教会の中では最も古いもののひとつだそうです。

船乗りの家族たちが家族が無事に帰ってくるのをここで待ち、祈りを捧げた場所。
薄黄色のパステルカラーと白色の壁や柱と薄いブルーの天井は、さわやかでありながら威厳がある印象でした。

普通にミサもしているそうです。(教会だから当たり前ですが・・・)

聖若瑟修院藏珍館:聖ヨセフ修道院及び聖堂

時間がきてしまっていたので残念ながら入れず。
修道院は1728年に、聖堂は1758年にイエズス会によって建設。中国・日本・その他アジアでの宣教活動の拠点。

ここには日本にキリスト教を広めた聖フランシスコ・ザビエルの上腕部の遺骨が安置されているそうです。
聖人なので亡くなってからも布教を続けている感じですね。ありがたいです。

今日はここまで。
のどが痛くて熱っぽいので、ホテルに帰って早めに寝ます。

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