先日、立山登山の帰りに今まで行ったことがなかった富山市内観光をサクッとしてきました。登山帰りで疲れてたので午前中だけ観光し、昼ごはんに富山のおいしいお寿司をいただいて帰りました。
富山城周辺
富山城(富山市郷土博物館)
富山城からは、徒歩でも10分かからないくらい、路面電車(LRT)ならもっと早いです。
建物自体は昭和29年の富山産業大博覧会の開催に合わせ建設されたものだそうです。中に郷土博物館があり、築城から明治時代以降の城址の変遷、400年以上にわたる歴史が紹介されています。
越中の富山前田藩は、百万石加賀藩の分藩ということで前田利長や利次がかかわっているそうです。
富山市佐藤記念美術館
佐藤工業の会長であった故佐藤助九郎が中心となり県したそうです。内部には二つの茶室と総檜の書院座敷が移築されている。館蔵品は佐藤家から寄贈を受けた千点余りが中心となっている。助九郎は、実業家の才とともに風流なであったようで、茶や漢詩・俳句・書画、焼き物の道にも明るかったそうです。
「岩瀬」のまちめぐり:北前船廻船問屋
富山市『岩瀬エリア』の魅力
富山駅からポートラム(路面電車)で20分ほどしか駆らな岩瀬エリア、江戸初期から日本海を行き来する北前船の港町として栄えた静かでレトロな町並みがあり、海・河・運河とともに歩んできた富山の歴史を感じられるエリアです。富山を代表するシロエビの料理の店や、名物の三角どら焼きなどグルメスポットにも立ち寄ることができます。
北前船廻船問屋「森屋(国指定重要文化財)」:土蔵群
レトロな宿場町・みなと町として保存されている街並みの中にあります。
どっしりとした重厚なたたずまいです。
内部の商いに使われていた部屋(オイ(大広間)とミセ)は吹き抜けがあり明るく贅沢なつくりで、格式を感じます。
写真飛騨入手の梁にかかってる家紋の入った大きな2つの箱は、提灯入れだそうです。ただの提灯入れも立派です。
土蔵の扉には、家紋とともに豪奢な漆喰彫刻があしらわれています。
北前船廻船問屋「旧馬場家」 :海の豪商
こちらはおおきなガラスの飾り窓もあり少しレトロモダンな外観です。
裏にあった神通川のほうに抜ける長さ30mの「トウリニワ」
こちらも大広間には吹き抜けがあり豪商の格式を感じます。
畳の配置が特殊で、川の流れを表現していて商売が川のように滞りなく流れるようにとのことです。
こちらにも立派な提灯と提灯入れ
裏の昔神通川があった側の西門もおしゃれです。中に蔵があり、川から荷物をすぐに運搬できるように配置されているそうです。海側からのお客さんはこちらの門を主に使っていたのでしょうね。
その他街並み
最寄りの旧東岩瀬駅
レトロな街並み
岩瀬運河
富山港展望台
常夜灯をモデルに作られているそうです。コロナの影響で展望台には上がれませんでした。残念。
富岩水上ライン
帰りは富岩運河環水公園から、岩瀬カナル会館を約1時間で結ぶ「 富岩水上ライン 」という観光船で富山駅方面に帰ろうかと思っていたのですが、あいにく運航停止日でしたのでおしゃれな路面電車で帰りました。
富山のお寿司
お昼はせっかくなので富山のお寿司を駅前の「廻転とやま鮨」さんでいただきました。
富山鮨ランチ2,508円(税込み)白えび、とやま牛、黒作り(イカの塩辛にイカスミを入れた軍艦)や昆布ときゅうりの細巻きなど富山のネタをお手軽に堪能できました。
宿泊:ホテル
コンフォートホテル富山駅前。観光している間荷物を預かってくれたのでテント泊の大荷物のロッカー代600円が浮きました。ありがとうございます。
朝食バイキング、スムージーやスープもあり大満足の朝食でした。コロナの影響もあり感染対策にはかなり気を使われていました。
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