202404 ベトナム縦断旅②ハノイ2日目 ハノイ観光 Grabは超便利!!

日記

6時前起床、天気は薄曇り。今日は本格的にハノイ観光を楽しみたいと思います

ホーチミン廟:ホーおじさんにご挨拶

ベトナムに来たのでまずはベトナム社会主義共和国建国の父であるホーチミン廟に弔問に行こうかと思います。
7時からなので朝早く起きて徒歩で向かいました。
遠足で来ている人や地元の人が多かったので、外国人観光客は1割程度ってところでしょうか?
セキュリティチェックを受け、長い渡り廊下みたいなところにみんな並んで待ちます。中に入ると基本、撮影禁止だそうです。
のんきに写真を撮っていると衛兵さんに注意されますよ。

立派な廟の内部に、ホーチミンさんおご遺体が安置されていて、その周りを列になってぐるっと参詣出来ます。時間にして20秒ほどでしょうか。社会主義の方なので無宗教かと思いますが、一応仏式で手を合わせておきました。南無・・・。
この廟には年に2か月間もメンテナンス期間があり、その期間に当たると当然入れないそうなので、どうしても訪問したい方は事前に調べておいた方がよいです。
ホーチミンさん自身は生前、「遺体は火葬にし、遺灰を三つに分け、北部、中部、南部の人々のために、それぞれの地域の丘陵に埋めてほしい。丘陵には、石碑、銅像を建てず、訪問した人たちが休むことができるような建物、記念に植樹ができるようにしてもらいたい。日が経てば森となるだろう」と遺言を残したそうですが、その願いは今のところかなわなかったようです。
今でも「ホーおじさん」と呼ばれ、多くの国民に親しまれている理由がわかるような遺言ですね。
ご本人の希望する形からは少し違ってしまいましたが、ベトナムという多民族国家を一つの国としてまとめる象徴として、今でもご尽力されているのかもしれません。

ホーチミンの家など

廟の見学の流れで、隣接しているホーチミンの家やホーチミン博物館を見学できます。
ホーチミンさんが使っていた車の展示

住んでいた家や執務室など

晩年住んでいた質素な高床式の木造家屋

華美なところが全くなく、なんだかホーチミンさんのひととなりが伝わってくるような住まいです。

ホーチミンさん関連グッズがたくさん販売されています。
人気がありますね~。

ホーチミン博物館はパスしました。すいません・・・。

ちなみに香港に行ったとき、大館という警察や裁判所、刑務所などの司法系の施設跡をリノベーションした施設の刑務所跡のところに、ホーチミンさんも収容されてましたっていう場所がありました。ホーチミン・ビューって名前で、壁に囲まれた刑務所の広場から狭い空を眺め何を思うのかって感じの場所でした。やはり苦労人ですね。

全体として華美なところがなく、一国のトップとしてはきわめて質素な生活ぶりがうかがえました。こういうところが国民から愛され続けている理由なのでしょう。

世界遺産:タンロン(昇龍)王城遺跡

ベトナムには2024年現在、7つの世界遺産があるそうですが、ここはそのうちのひとつで登録年は2010年だそうです。発掘自体も最近の話で、2002年に国会議事堂を建設するために行った発掘調査で発見されたそうです。地中から様々な時代のベトナム王朝の遺跡が折り重なるように見つかったそうです。
7~8世紀ごろのベトナムは中国に隷属していたそうですが、その後支配から脱し、タンロン(現在のハノイのあたり)に歴代の王朝を築いたそうです。この場所には、初の王朝となった李朝から、最後の王朝、グエン朝がフエで創建されるまでの約800年の間の膨大な遺跡が眠っていたとのこと。
皇帝の象徴・龍の意匠が残る階段や正門など、発掘調査は現在も進行中で、観光客は、遺跡の一部のみ見学が可能。入場料は7万ドン(約450円)でした。

こちらも遠足のメッカのようで、たくさんの子供と先生がいました。ホーチミン廟と比べると幼稚園とか小学生の比率が高いです。奥に見えるベトナム国旗が上がってるのがハノイ・フラッグタワー。

タンロン城(端問)

真ん中の門は皇帝が通るもんなので柵で通せんぼしています。

その奥に龍の階段というのがあり、敬天殿(キンティエン宮殿)という皇帝と朝臣らが政治を行う場所があったそうですが、敬天殿は今は無くて、そこにフランス植民地時代の建物、砲兵司令部(ドラゴンハウス)が建設され、今もタンロン城址に残されているそうです。

周りの建物には遺跡から発掘されたものの展示がありました。龍の金印(きっとレプリカ)などもありました。この辺は中華勢力圏っぽいというか東洋っぽいというかって感じですね。

北門

ここは遺跡の外に出てから外周を回っていかないと見られません。さらに北の西湖に行く途中にあるので寄ってみました。

北ベトナム総司令部(Building D67)

タンロン遺跡の中にあります。地下にトンネル掘って部屋なども作ってるので、この時にもきっと「なんか古い埋蔵物あるな~、でも今戦争しててそれどころじゃないからとりあえず無視しとこ。平和になったら思い出そう。」って感じではなかったのかと勝手に推測します。

北側の車寄せには、当時の車が展示されていました。

西湖へ向かう

暑い中ですが、タンロン城址から西湖の方に向かいます。

花屋さんの花を使わせてもらって記念撮影しているご婦人。(たぶん。。。)

クアバック教会(北門教会)

クアンタン寺(鎮武観)ハノイ4鎮守の1つ
拝観料は1万ドン(約60円)

立派な銅像

ハノイ最古の仏教寺院『鎮国寺【チャンクオック寺】』

お昼ご飯

西湖のほとりのハイランズコーヒーで、細めのバインミーとベトナムコーヒーのセット。

初めてのGrab

殺人的に暑いのでホテルで休憩することにします。歩いてるのは外国人観光客しかいない気がします。地元の人は車かバイクか自転車です。
UBERのタクシーは使ったことがありますが、今回は一人なのでGrabバイクを手配してみようと思います。
登録や決済の手続きは日本で済ませておきました。
あまり混雑した場所や交通量が多い場所は避けて、ピックアップポイントとします。今回は西湖のほとりのハイランズコーヒーの前にしました。
目的地をホテルにピックアップポイントを現地に設定し、車かバイクかなどの種類を選択するとマッチングされ手配されたバイクが来ます。
その間も、バイクがどの辺に来たか地図で分かるので安心です。
バイクが来たら、手配したバイクか確認して、ヘルメットを受け取りかぶります。結構ヘルメットは小汚いこともあります。潔癖症の方は無理な人もいるかもってレベルのものもありました。
Grabバイクプラスなるちょっと上級グレードを選択すると、バイクもヘルメットもだいぶきれいでした。
乗った感想としては、全体としてはすごく快適です。価格は事前に確認できるし、決済の手間は無いし、風を切って暑いベトナムの街を疾走するのは爽快感があります。難点といえば、ちょっと怖いのと、安全のためにバイク乗った際にどこにつかまるのが正解かよくわからない、もし振り落とされたら?怪我したらとかでしょうか?今回の旅で知り合った人と晩にそれぞれのホテルに帰る際、私は安いバイクを選択しましたが、その人は何かあったら大変なのでタクシーにしてました。まー確かに何かあって仕事に差し支えると大変ですもんね~。ベトナムの場合、タクシーでも大してかからないですしね。その辺は個人の判断かと思います。
ちなみにバイクに乗った際に掴む場所は、片手バイクの後ろの方のつかむところ、片手はドライバーの肩を基本としました。慣れてくると肩はつかまなくてもいけますが、念のため。

ベトナム国立歴史博物館

昼の暑い時間帯はエアコンの効いてるホテルで昼寝して過ごしました。15時少し前から活動を再開。
ベトナムにはスペイン風のシエスタの習慣が今でも根付いているそうです。真昼間は暑いですからね~。
またまた、便利なGrabバイクでベトナム国立歴史博物館まで移動しました。場所はオペラハウスのちょっと東の辺りです。
特徴的な八角形の屋根の建物は、フランス人建築家エブラール設計、1932年完成。
ベトナムの伝統建築様式とフランスの西洋式建築様式が融合した、いわゆるインドシナ様式建築の第1号で、ハノイで最も美しい建築物の一つと言われているそうです。
建物自体にも歴史的価値がありますね。
内部の展示ではベトナムの歴史を、原始・古代・北属期(中国の支配下に置かれた時代)・独立王朝時代・フランス統治時代・独立後と順を追って学べます。

でっかい亀の碑がありました。中国の明を打ち破ったレ・ロイ王の功績を讃える碑文だそうです。
ホアンキエム湖の有名な伝記ですね。レ・ロイ王はその昔、現在のホアンキエム湖で、神の使いである大亀に宝剣を還したというあの伝説のエピソードを持つ王です。

二階建てハノイシティバスツアー

ハノイ市内をぐるっと回ってくれるシティバスツアーを利用してみました。イヤホンでの日本語解説もあるでありがたいです。
料金は90分コースで15万ドン(およそ千円弱)でした。(香港では正規料金では4千円くらいしたのでベトナムはやっぱり安いですね~)
チケット売り場と乗り場がホアンキエム湖のほとりにありそこからの利用です。(土日などはオペラハウスあたりのようです)
香港でも利用させていただきましたが、バスはこちらの方がちょっと古めで、解説用のイヤホンさす機械も少し怪し目です。
しっかりメンテナンスしてほしい所ですが、何とかなるにはなりました。
ざっと有名なところを回ってくれるのでお手頃です。

コースはこんな感じでした。

出典:https://hopon-hopoff.vn/vi/tours/english-ha-noi-city-tour-by-night-2

晩御飯:Vietnamese Lantern Restaurant

晩御飯はホアンキエム湖周辺の旧市街のお店で・・・。(Vietnamese Lantern Restaurant
揚げ春巻きと牛肉と野菜の焼きそば的なものとフレッシュパッションフルーツジュースで、22万ドン(約1400円)
少しだけ高めですが観光客向けのこぎれいなお店でした。

夜の街を散策

街を散策しながらホテルまで歩いて帰りました。やっぱり暑い。ちょっと遠い

おやすみなさい。明日はハロン湾ツアーです。

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