6時過ぎ起床、天気は薄曇り、今日はフエ観光ツアーです
ホテルで朝食
左の日替わりメニューか右のメニューから選ぶ方式です。後フルーツと飲み物をセルフサービスでいただける。
6時40分、朝早いからか誰もいません
ブンフエ、具のお肉が豚肉だったので牛肉(ボー)を使ったブンボーフエではないと思います。確かにメニューにもブンフエって書いてある。
フルーツはオレンジとバナナ
ホテルの従業員の若い小太りの兄ちゃんが日本通で、前日もアニメの話でもりあがりましたが、今日は松原みゆきの真夜中のドアをBGMにかけてくれました。Spotifyで再生回数3億回超えているそうです。日本のアニメ・音楽文化でコミュニケーション取れるのはありがたいです。
HUE CITY TOUR(フエシティツアー)
フエの観光スポットの中には郊外に点在してるところもあり個人で行くのは面倒って書いてあったので、昨日ホテルで紹介してもらった日帰り観光ツアー(英語ガイド)に申し込んでおきました。
85万ドン、クレジット払いは3%プラス手数料で87.5万ドン。6千円くらい。8時出発で、4時半まで、入場料は別だそうです。ホテルのお姉さまに負けてくれないかって言ってみたら「これ充分安いよ」って言われたので申し込みました。結果としてはそんなに高くはなさそうです。
エントランスフィーは含まれてませんって説明には書いてたけど、結果的には含まれてたので・・・。よかった
入場料の王宮20万ドン、ミンマン帝廟15万ドン、カイディン帝廟15万ドンだけを足しても50万ドンするし、それにガイド代、バス代や昼食代がついて87.5万ドンは安すぎの気もします。
8時半ごろホテルに向かえに来てくれました。ちょいぼろバス
グエン朝王宮
グエン朝王宮は中国の紫禁城を模して造られたとされているそうです。黄色の屋根のイメージとか似てますね。
まずは王宮門(午門)から中に入ります。後ろを振り返るとフラッグタワーもあります。
門をくぐった池の向こう側にタイホア殿(大和殿)
これが正殿です。これも紫禁城の大和殿を模しているそうです。
左の方から回って中に入りました
世祖(テート―)廟(歴代皇帝の廟所)と前庭のでっかい鼎(かなえ:食べ物を煮たり、祭りに用いたりする三本脚の器)色々解説してくれたけど忘れました。
中心部の大和殿裏手にあたるカンチャン宮殿方面へ
文官と武官の詰め所もある。奥から向かって左側のこちらは文官用のターヴー(左廡)、向かい側に武官用のヒューヴー(右廡)。
あまりにも暑いので売店で凍ったお茶を購入。4万ドンとちょっと高いが、冷たくて美味しかった。
奥には朱色で塗られた回廊があります。回廊がきれいなので、貸衣裳で撮影している人がいます。写真撮ってもいいって言ってくれたのでパシャリ。ブログにのせてもいいか聞かなかったので、個人が判別できないこれぐらいの大きさで。
回廊の奥には豪華絢爛な建中殿(キエンチュン宮殿)が再建されています。2024年2月に一般公開されたそうですので、ほんの2ヶ月ほど前ですね。
グエン王朝最後の2代の皇帝が住居兼仕事場として使用していたそうです。
皇帝の象徴である龍をモチーフとした装飾がいたるところにちりばめられているエントランス
階段の両横には当然、龍
内部も豪華絢爛です。いろんな展示物があります。
船に乗って移動
バスで船着き場まで移動してボートに乗り込みます
ボートの方が水上なのでちょっと涼しい気がします
ティエンムー寺に到着
ティエンムー寺
高さ21.24m、七層八角の仏塔が印象的な160年創建のお寺です。
ティエンムー寺院を漢字で書くとティエンは「天」、ムーは「姥」を意味するそうです。
寺の由来は、グエン王朝の前身である広南朝初代皇帝グエン帝が一人の老婆と出会い、その老婆は寺が建つ丘に登り人々にこのように語った。
「いつかこの地に本当の君主がやってきて、強力な国を作るために寺を建てる」
この予言を聞いたグエン帝は、その丘にティエンムー寺を造営しました。また、予言を伝えた老婆が天女だったのではとの噂から、ティエンムー寺は「天女の寺」とも呼ばれているそうです。
ちなみにベトナムでは、敬虔な仏教徒は1割を切るそうですが、何となく仏教徒(日本人よりは熱心な感じ)は9割ほどだそうです。
暦も旧暦のイベントごとが多かったり、家の前や中で線香焚いてるところがすごく多い印象でした。
塔の奥に普通のお寺があります
一番奥はこんな感じ
きれいな庭園と邸宅でお茶休憩
Mandarin Coffee & Restaurantというお庭のきれいなところでお茶をいただきながら休憩しました。
お昼ご飯にフエ名物をいただく
これもツアーに込みです。イタリアから来た3人家族とご一緒にいただきました。
年配のお父さんはさすがのイタリア人気質で、レディーファーストが徹底していました。お母さんも優しそうな方でしたし、その遺伝子を受け継いだ息子さんが、ガイドさんの解説を英語からイタリア語に翻訳して親御さんに解説してあげていました。ほっこりするいい家族です。
ほぼ食べ終わった残骸ですいません。フエ名物料理コースでした
ミンマン帝廟
バスで移動し、郊外のミンマン帝廟に到着。個人で郊外の史跡をいくつか回ろうとすると車をチャーターする必要が出てきたりするので一人旅にはもったいない気がするので、やっぱりツアーの方がいいかなと思います。正直なところ、何にも考えなくてもツアーにお任せでその日が過ごせるのでとっても気楽です。
全体図はこんな感じで、一番奥の古墳みたいに盛り上げってる丘が墳墓だそうです。周りにもいろいろ古墳みたいなのがあるのはきっと親戚のひととかなのでしょう。ってことですが、なんとミンマン帝の埋葬場所はいまだ不明だそうなので、ここにはお眠りになってないそうです。
奥の方に進んでいきます。
橋を渡った奥の茂みが墳墓(でも埋葬されて無いらしい)
ミンマム帝陵の売店でペプシ缶3万ドンでしたが、途中の自販機のペットボトルが2万ドンだったのでそっちの方が安かった。基本、観光地や駅の売店よりひっそりと店の横にあったりする自販機の方が安い印象がある。観光客価格かもしれません。
カイディン帝廟
第12代皇帝カイディン帝の廟で、1920~1931年にかけて建築。日本でいえば和洋折衷的な仏越折衷な建築物です。
皇帝の象徴である龍が各所に用いられているのは他のベトナム皇帝関連の建築物と変わりませんが、馬やゾウや役人の石像があったりするのは中国的なものを感じますし、尖塔のようなものもあって西洋的あるいはインド的な要素も感じます。トータルでいうといろんな芸術的要素・モチーフがバランスよく混ざっていてデザイン的にオリジナル感があってかっこいいです。ちょっとした異世界感もあります。
龍があしらわれた階段
西洋的な尖塔
中国的な石像
内部は装飾的で絢爛豪華な雰囲気
カイディン帝像、ご自身はこの下に安置されているそうです。
Bunker Hill Hue
お土産屋さんに立ち寄ってお茶タイムを経て景色のいい丘に移動です。
ここは、戦時中の掩体壕(えんたいごう、英:banker)の跡地を公園にしたところのようです。
※掩体壕:防御設備である掩体の1種で、軍用機などの装備・物資や人員を、敵の攻撃から守るためにコンクリートなどで造った横穴状の施設。
16時半ごろですが、ちょっと涼しくなって風も通るので風景と相まって素敵な雰囲気です。もうちょっと夕方で赤っぽく染まってるともっと雰囲気出そうなスポットです。
線香の村見学
Thuy Xuan Incense-making Villageの見学です。ベトナムは日本よりお線香の消費量が各段に多いような気がします。
赤・青・黄色などカラフルな色や、グレープフルーツ・レモングラス・ジャスミン・シナモンなど多種多様な香りの線香が作られています。線香の製造過程の見学や製造体験ができます。私は体験はしませんでしたが・・・。当然、販売も行われています。カラフルな線香をフォトジェニックに並べてあるインスタ映えスポットもあります。
急にお腹が痛くなったので、ここでトイレを借りました。なぜか男性側には個室がなかったので、仕方なく、誰もいないのを確認して女性用を使わせてもらいました。助かりました。
街中に戻って18時前に解散。朝の8時半ごろから夕方18時前まで一日中盛りだくさんのツアーでした。満足度高かったです。
もう少し英語力があれば解説もしっかりわかるし、周りの人との交流も活発にできそうですが、追い詰められないのでなかなか上達しませんね~。
ホテルに帰って夕食や諸々
ホテルに帰る途中、昨日のお店でスイカジュースを購入。WATER MELONって書いてあったのでなんとなく純粋なメロンを想像して買ってたらよく考えたらスイカでした。まースイカでも問題ないですけど。シロップを入れてくれるので激甘なのはイケてませんでしたが・・・。
夕食はホテルから徒歩10分くらいの所にあるベトナム蟹うどん「ブンチャーカー」の店(Bánh Canh Cua Hương)に
Banh Canh=米とタピオカで出来た麺
Cua=蟹
Roi?
美味しかったです。
帰りにまたジュース屋さんでパッションフルーツスムージーを購入、スイカジュースが甘すぎたのでシロップを少なめにしてもらいました。
本日2回目の来店ということが店のお姉さんにばれて、また来たの!って顔されました。だって安くて美味しいんです。
明日はダナン経由ホイアンに移動です。フエも楽しかったな~。
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