202404 ベトナム縦断旅⑫ダナン２日目ダナン観光（チャム博物館etc）

202404 ベトナム縦断旅⑫ダナン２日目　ダナン観光（チャム博物館etc）

日記

2024.08.06

5時半起床、天気はほぼ晴れ、朝方はまだ涼しいので既にビーチには散歩している人がちらほら

今日はダナンの観光です

ホテルで朝食
朝のビーチ散歩
ダナン・チャム彫刻博物館
ダナン大聖堂
お昼ご飯
ダナン街ブラ
暑いのでホテルに帰って昼寝
夕方からビーチ散策と晩御飯

ホテルで朝食

このホテルの売りで「どこでも朝食を食べられる」っていうのがあって、部屋でも注文すればいただけるようですが、普通に１階の朝食会場で７時頃からいただくことにします。
コンチネンタルブレックファストのビュッフェスタイルで何でも好きなものを好きなだけ選べる方がありがたいです。

卵料理はスクランブルエッグをいただいた

フルーツはスイカ、パイナップル、パパイヤ、ドラゴンフルーツ

飲み物も注文するとしっかりしたものを作ってくれる
たしかホットのカフェラテを頼んだ

ホテルの何階かのジムなどがあるフロアで朝ヨガ教室やってるらしいので、ちょっと覗いてみた。これも無料のインクルーシブメニュー

朝のビーチ散歩

７時半過ぎからビーチを散策、かなり長い海岸線です
朝はまだ涼しくて歩ける

今日は南の方向に行ってみた

丸いたらい船的なものがところどころにおいてある

ワンコを連れて散歩してる人もいる

ダナン・チャム彫刻博物館

ドラゴンブリッジの南西のたもとにあるダナン・チャム彫刻博物館へ
先日、見学したミーソン遺跡に有った彫刻が展示されています。ミーソン遺跡自体はアメリカ戦争（ベトナム戦争）によりかなり破壊されてしまったようですが、貴重な彫刻類はフランスの調査隊によって運び出されていたので難を逃れたようです。ミーソン遺跡を見るならこちらもセットで訪れるのがおすすめです。
ここでは遺跡の彫刻だけでなく、チャンパ王国を築いたチャム族の暮らしぶりを感じられる、実物の機織り機や衣類、装飾品なども展示されています。

展示物の説明書きはベトナム語と英語のみ、日本語の簡易パンフレットもインフォメーションに用意されているそうですが、残念ながら気が付きませんでした。

入場料は６万ドン（400円弱）

この建物自体にもはミーソン遺跡の発掘者でありフランス人考古学者のアンリ・パルマンティエからの提案でチャンパ寺院の特徴を盛り込んだものとなるようにデザインされたそうです。

屋外にも彫刻が展示されています。ガルーダかな？

館内には貴重な彫刻が遺跡ごとにまとめて展示されていて、ガラス越しではなく直接間近で見ることができます。
空調は扇風機が主かと思いますが、風が通るので木陰にいる心地よい自然な感覚で鑑賞できます。
ヒンドゥー教の影響が強いので主にヒンドゥー教に関する彫刻です。

シヴァ神：三最高神の一人、破壊と進化をつかさどる

ヴィシュヌ神：三最高神の一人、維持をつかさどる

ブラフマー神：三最高神の一人、創造をつかさどる

ガルーダ：鳥の王、人の身体に鷲の頭と翼をもつ、ヴィシュヌ神を載せて戦う戦闘の神

ナンディン：シヴァ神の乗り物とされる乳白色の牡牛で全ての四足動物の守護神でもある

ラクシュミー：ヴィシュヌの神妃、幸運をもたらす麗しの女神

アプサラ：水の精、天女、伝統舞踏アプサラダンスのモデル
ミーソン遺跡のアプサラダンス見たかったです。

リンガとヨニ：男性器と女性器の象徴、両方そろって完全をあらわす

ガネーシャ神：シヴァ神の子、富の神様、慧・学問の神、親であるシヴァ神に首を落とされ像の頭を取り付けられ復活した
立像と座像、下の台座にはアプサラなどがあしらわれている

ハヌマーン神：勇敢なハートを授けてくれる猿の神様、孫悟空のモデルとも言われている

ヒンドゥー教以外にもドンユーン仏教寺院の遺跡の遺物や銅像なども展示されています
ブロンズ製の多羅菩薩像

ミーソン遺跡の模型（資料を基に1904年当時の配置と環境を再現）もありました。日本語で銘板があるので日本からの寄贈でしょうか？ベトナム戦争前は今よりかなり大きな遺跡が破壊されずに残っていたようですね。

2階にはチャム族の服飾品の展示などがされていました

ヒンドゥー教には全く縁がなかったので今回少しですが勉強になりました。こういう遺跡や彫刻を見学する前に少しでも事前に知識を入れとくと楽しさが倍増しますね。アンコールワットなどもヒンドゥー教寺院なので今後のためにももっと勉強したいと思います。そういえばカレー屋さんに行くといろんなヒンドゥー教関連の絵がかかってますね。