6時半頃起床、外の広場を見ると今日もバトミントンをしている人がいる。天気は晴れ。
今日はミーソン遺跡ツアーに参加します。
ホテルで朝食
今日もビュッフェ形式のコンチネンタルブレックファースト、安定の美味しさ。
フルーツにスイカが新たに参戦
ミーソン遺跡ツアー
ホテルにチェックインした日の夜にホテルでツアーに申し込んでおきました。79万ドン約5千円
ミーソン遺跡(聖域)は、2世紀末頃~17世紀頃まで栄えたチャム族の国家チャンパ王国の遺跡の中で唯一世界遺産登録されている。
碑文によるとミーソン遺跡は4世紀から13世紀までの900年にわたりチャンパ王国の聖地として宗教建築が建築されてそうです。
「政治的な都」トゥボン川流域にはチャキウ、「経済の中心」ホイアン周辺、「宗教の中心(聖域)」ミーソンとして栄えたそうです。
1885年に、フランス統治下にフランス人により発見され、研究・保存活動が進み、ダナンにあるチャム博物館もその時に建設された。しかしながら、アメリカ戦争(ベトナム戦争)での米軍との戦闘で1969年頃破壊されてしまうという悲しい歴史もあります。その後、文化的価値が認められて、1999年にUNESCOに世界遺産登録されたそうです。現在は、数か国より支援や物理的援助を受け、修復・保護・観光推進事業が続けられています。
貴重な歴史的な遺物を真近で見ることができるのは貴重な体験です。
ミーソン遺跡到着
ホテルを8時前に出発し、田園地帯を抜け山間部に入り8時45分ごろミーソン遺跡に到着。
ガイドさんが入場券(15万ドン)を購入してくれ配布される。
遺跡内は広いので一部カートで移動
カートを降りて後とは歩いて回ります
遺跡見学
いくつかのブロックに分かれています
グループB・C・D:10-11世紀(ほぼミーソン様式)
ミーソン遺跡の中で最も大きなグループで、最も保存状態が良い遺跡群。
ほとんどがミーソン様式ですが、一部他の様式)が混じっている。
主要なCの寺院には現在ダナン市内のチャム博物館に展示されているシヴァ神を祭っていたそうです。
Dは、巡礼者のためにお供え物を準備するために使用されていた建物だったとされています。
塔の中は、展示室になっている場所もあます。東南アジアには珍しく仏教よりもヒンズー教の影響が強く、シヴァ神や象のレリーフがありました。インドからの影響ですね。
建物は赤レンガ積で、アーチ構造は見られず、せり出して三角形にするか石材で梁をかけるかで開口部や空間を造っています。そのため、大きな開口部や大きな内部空間は見られずこじんまりした印象です。
アンコールワットっぽい窓部
壁面の装飾は基本的にはレンガで壁を構成してから、そこにレリーフを掘っています。
Aグループ:9-11世紀(ホアライ・ドンズン・ミーソン様式)
東南アジア最高傑作と呼ばれる10世紀に作成された寺院があったエリアですが、残念ながらベトナム戦争で破壊されてしまったそうです。
アンリ・パルマンティエによる復元図をもとに、創建時の姿(高さ28m)を実測などにより補足して復元された復元模型(石膏製S=1:40)がチャム博物館に展示されているそうです。
残存していたらきっと見事な威容を誇っていたのでしょう。
Gグループ:12ー14世紀(ビンディン様式)
中央にある階段付きの建物は修復されたもので、カーラやガジャシンハなどのレリーフもあります。
Eグループ:8ー12世紀(古代様式・ミーソン様式・ポーナガル様式)
空爆によりそのほとんどが損傷。現在残っているE7のみ。当時本の貯蔵庫だそうです。
チャンパ王の系図を記録した碑文がありました
シヴァ神の乗り物とされている牡牛ナンディン
王様が参詣する際に使った運河の跡
遺跡内の動植物
猿
かっこいいトカゲ
花
今回のツアーではスケジュールの関係からか組み込まれてませんでしたが、チャム族の伝統舞踊を見ることもできるそうなので、訪問する方はチャックしてみてもよいと思います。
ライスペーパー製作体験
民家らしきところによってライスペーパーの製作体験です。
豚も飼ってましたが、観光客が来るからかすごーくきれいにしていて全くと言っていいほど臭くなくて驚いた。普通はこうはいかないとは思いますが・・・。
ライスペーパーを畳んで焼いたおかきみたいなのを醤油につけて食べた、結構おいしい
子犬もいた。かわいい
家の前は家庭菜園
昼ご飯
12時頃になったのでお昼ご飯です。おかずいろいろと白ご飯、普通においしいです。
隣の欧米人と片言の英語で話すがヒアリング力がなくて話がかみ合わず。もう少し勉強しよう!
ボートに乗ってホイアンに戻る
帰りは船でトゥポン川を下りホイアンまで
13時半ごろホテルまで送ってもらいツアー終了です。楽しかった。
まったりカフェタイム
ホテルで15時半ごろまで休憩してお出かけ
早めの晩御飯:モーニンググローリー
まだ17時半ですがモーニンググローリーというベトナム料理店で晩御飯にしました。
こぎれいな店内、2階はカジュアルな高級店といった感じ。1階は少し雑多な感じ
ホワイトローズ、ホイアン名物の優雅な名前の料理です。米粉の皮に海老のすり身餡を包んで蒸した「蒸し餃子」。ホイアンでホワイトローズを出すお店は幾つもありますが、全て「White Rose Restaurant」が出荷している。真似しようとするお店が登場しては、本家には及ばずつぶれていったそう。ホワイトローズには少し酸味のあるソースがかかっていてかなり美味しい。
鶏のお粥も優しいお味で安心できました(お腹に優しいものが食べたかったので・・・)
お店の雰囲気もいいし、大変おいしゅうございました。
トワイライトホイアン
またまた夕暮れ時のホイアン散策です。3日目ですがノスタルジックで美しいです。
明日はダナンへ移動です。
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