20240926 西安寄ってウズベキスタン旅:ウズベキスタン編①タシュケント到着

日記

9月26日、朝の国際便に乗るため5時頃起床。小雨混じりの天気、気温は朝の6時で21度。

西安からタシュケントへ

部屋を片付け身支度して5時45分頃チェックアウト。

乗合バスのピックアップポイントに向かう。同じホテルから荷物をゴロゴロ引きずっている人がいて、同じところに向かっていた。この人もバスに乗る人みたいです。お仲間がいて少し安堵。
今回は5箇所でピックアップして、空港までのミニバンは総勢10名。一人30元で、300元になるのでやっていけるのだろう。

7時5分に空港に到着、9時10分の出発のほぼ2時間前。

中国の人やウズベキスタン系の人やロシア系みたいな人がいて色々。
中国出国は何事もなく完了。
セキュリティエリアに入ってから昨日買っておいてサンドイッチを朝食として食べて、飛行機に乗り込みます。
8時50分ごろからタラップで搭乗。今回は長龍航空(Loong Air)です。

足元はそこそこの広さがあります。

8-9割は埋まってそうな感じ。

機材はエアバスA321

フルサービスキャリアなので機内食が出ました。最近LCCばかり乗ってるので機内食を食べるのは久しぶりです。煮込んだそぼろ肉が乗った麺類、味付けも辛くなくて食べやすかったです。

途中雪をかぶった山々も見えます。

5時間半ほどでウズベキスタンのタシュケントに到着。(ちなみに中国との時差は3時間、日本との時差は4時間)

機内で隣に座っていたのは中国人のカップルで、その男性の方が日本語しゃべれたので少し雑談。九州の大学で建築関係の勉強をしていて、7年ほどいてたって言ってた。ウズベキスタンなんかに(なんかにっていうのは失礼ですが、メジャーな旅行先でないという意味で)中国の人も行くんですね~って聞いてみたら、中国からビザなしで行ける50か国ぐらいにウズベキスタンが入っているので、行きやすいからだそうです。ビザ免除もだんだん増えていくんでしょうけど、なーるほどと納得しました。

Tashkent International Airport:タシュケント国際空港で両替とSIM購入

こじんまりした空港です。とりあえず5千円だけを現地のスムに両替。35万スムになった。
この時気付けばよかったのですが、レートが劇悪。ここで気付かなかったので、後日もう一回円からスムに両替してしまいました。

預け荷物の受け取りの所に「Ucell」というSIMが売ってたので購入。55825スム(「700円弱:クレカで購入)

空港を出て、タクシーの勧誘を振り切る。

ホテルまでヤンデックスGOを使うため支払い用の少額紙幣が欲しかったので、水を買ってみる。5千スム

ヤンデックスGOを無事に使って市内のホテルに13時過ぎに到着。
こじんまりしたホテルです。部屋もシングルなので最低限の広さ。

現金が少なすぎて、ホテルの宿泊費も払えなさそうなので、ホテルの人に両替するところを聞くと、近所の銀行だねと言われたので、銀行に向かう。

ここも同じで、とんでもないレート。そのレートにここを出てから気が付いた。

ちなみに日本の新紙幣の情報を持ってなかったのがこの銀行。

タシュケント(Tashkent)観光

Amir Temur xiyoboni:アミール・ティムール広場周辺

ヤンデックスGOでアムールティムール広場の方へ移動。とりあえずお腹がすいたのでお昼ご飯と思い周辺を探す。手頃そうなカフェレストラン的なものがあったので入ってみるが、カウンターで注文する形式で、外国人には結構ハードルが高そう。見かけた西欧の外国人らしき人も、思ってたよりずっと巨大なナンが運ばれてきて驚いていた様子。ちょっと日和って別の所を探すことに。近くにレストランがあったが入り口付近に人がいない。従業員らしき人が通りかかったので、聞いてみると、営業しているとのこと。中途半端な時間なので誰もいないがここにすることにした。ボルシチとチキンステーキ的なものを頼んでみた。どちらもとっても美味しかった。ちなみにボルシチはウクライナ発祥の料理らしい。観光地に立地するちょっと高級店のようですがウズベキスタンの物価のおかげで、ボルシチ33千スム(400円)チキンステーキ85千スム(1000円)にサ・税が20%で141千スム(1700円)ほどで済んだ。きっとこの国ではまあまあの高価格料理なのかもしれません。

レストラン

誰もいない

Amir Timur Museum:アミール・ティムール博物館

腹ごしらえを終えたので、近くのアミール・ティムール博物館へ。40千スム。
立派な円形の建物です。1000スム札の絵柄でもあります。

内部の装飾も素晴らしく、タイルやフレスコ画?でアミール・ティムールの歩んだ歴史を表現しているようです。

ここに展示があった模型の実物=遺跡を後々見学することとなりますが、この時点では「これなんだろう」って感じの感想。

ちなみにインドのタージマハルを作ったのもこの方の子孫らしいです。タージマハルの模型も置いてありました。

Amir Temur Monument:アミール・ティムール像

広場の中央に鎮座するアミール・ティムール様。日本でいえば徳川家康像みたいな感じでしょうか?
ソ連時代が終わり、ウズベキスタンが独立?してからたくさん増えたそうです。昔はレーニン像やスターリン像でもあったのでしょうか?
(って思いながら調べてみると、この場所には、
カウフマン像(初代トルキスタン総督
⇒赤旗
⇒マリア・スピリノドヴァ像(ロシアの女性社会革命家)
⇒鎌と槌
⇒十月革命の灯台
⇒レーニンの頭像
⇒何もなし
⇒スターリンの立像
⇒共産党のスローガン石碑
⇒カール・マルクスの頭像
⇒馬にまたがったティムール像
といったその時々を象徴するような像や碑に置き換えられていったそうです。この場所はウズベキスタンの歴史の写し鏡のような場所ですね。
レーニン博物館も今は歴史博物館に代わってる。)

アムールティムール像とソ連建築のホテルウズベキスタン。時代の流れを感じます。

Navoi Theater:ナヴォイ劇場

ソ連の時代に作られた劇場で、終戦後に日本兵が抑留された際に、こちらでも労働して劇場の内装を造ったそうです。その際のまじめで規律の取れた行動や仕事を現地の人が見て、日本人に感心し親日の人が増えたそうです。シェアタクシーの運転手も「サッカースタジアムで試合後にごみをかたずけていく日本人は立派だ」と何度も言っていましたが、今も昔も、そんなまじめさや人に迷惑をかけない態度が人の心に響いたのでしょう。

石板には日本語も書かれている。こんな遠い異国で日本語を見るのは変な感じ。

Metro:地下鉄

ウズベキスタンで有名な美しすぎる地下鉄駅。
ここには中央アジアで最初に造られた地下鉄が走っており、現在4路線が運行しています。駅構内は非常に綺麗で、それぞれの駅が別々のデザインで仕上げられています。他の旧ソ連の都市にある地下鉄同様、大変立派な造りです。

レトロなデザインの少し小ぶりな地下鉄車両

Tashkent City Park:タシケント・シティ・パーク

暗くなると噴水ショーがあるということなので、タシケントシティーという新しい公園へ向かう。
時間があるので最寄り駅付近にあるショッピングセンターで時間をつぶすことに。

カフェラテをいただく。お味はとっても美味。作るのに時間をかけてたのが裏目に出てちょっと熱々ではなかったが美味しかった。

とってもきれいな公園

噴水ショーの始まり、始まり~。

いろんな観光地で噴水ショーがありますが、ここはゆったり座って見ることができるスペースがあるのがいいです。

ホテルに戻りつつ晩御飯を食べて一日終了。
明日はタシュケント観光して、晩からヒバに夜行寝台列車で大移動です。

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